父の嚥下評価が今日、行われ
 
 
やっと、やっと口からしっかり
ゼリーを食べられるようになった。 
 
 
父が入院2カ月目 
 
 
胃ろう後、2週間    
 
 
 
嚥下評価、5回目  

嚥下力を上げるために 
 
 
・口腔ケア(口の中をしっかりきれいにする)

・口腔マッサージ(手袋をした指を口に入れてマッサージする)

・パタパタ、カラカラなどと言ってもらって、舌の運動をする

・食べるイメージ、飲むイメージを常に持たせる
 
・楽しい会話をいつもする、笑いの絶えない病室にする
 
 
・いつもたくさん話しかける
 
 
・精油などを使って、手足のマッサージをする
 
・精油を嗅いでもらい、脳を活性化する
 
 
・必ず「出来る」と信じる      
 
 
 
これらのことを毎日(私がいないときは母が)やっていました。 
  


胃ろうのこと
 
 

人それぞれに想いはあれど・・・ 
 
知識がないまま、
拒否していた私と母・・・。   

知れば知るほど、 
早くしておけばよかったと思いますが、 

でも、納得して決めることができたから 
全て最善だと今は思えます。
 
 

父が肺炎で入院したのが3月5日。
 
 
風邪を少しこじらせ
2月29日から、
毎日のように病院に行っては点滴をし、
 
 
薬を飲んでいたのに
3月4日の夜中に、
 
 
痰があふれるほどになり
朝方、救急車で病院に行った。
 

 
3月4日の夜、
風邪で熱があり、大変だというのに
立ち上がろうとする父
  
 

歩くのもままならないのに
母が作った手こね寿司を、
 
 
口いっぱいにほおばり食べていた。
 
 
食後の後に
いつもは飲まない
栄養ドリンクを一気に飲みほし
さらに、りんごジュースも飲みほした
 
 

「負けないぞ」
そう病気に向かって言ってる気がした
 
 
長い間、タグボートの船長をしていた父
  

 
家族と離れて、船で寝泊まりしていた父は
船の上で風邪をひいたとき
 
  

乗組員の負担にならないように
いつも、こうやって風邪を克服していたのだろう
 
  

そう思うと、涙が出て止まらなかった
 
  

「素晴らしい父」だと心から思った 
 
 

(2)に続く