こんばんは フローネです
  

やっぱり書き記しておきたい父のこと
 
 
今朝、7階に移動した父
 
 
 
7階はリバビリ中心で、前に入院していたとき
父は7階に行って
なんでも自分でできるようになって
帰ってきた
  

と前回のブログ書きました
 
 
今日、父に会って、7階の様子を見て・・
なんだかわたしの中に
  
 

一種の『あきらめ・・』があるのを
見つけてしまいました
 
  
母はいろんな看護師さんから
話を聞いていて
 
 
それをわたしに教えてくれる
 
 
 
あの看護師さんのお父さんは
ずっと7階にいて、口からものを
食べられなくて、点滴ばかりで
 
 
1年後に亡くなったらしいの。

 
ダメだとわかっていたけど
お口に白湯をふくませたとき
  

「おいしいなぁ」って
言ったそうよ
 
 
そんな話を聞いてしまったら
そのイメージをしてしまう
 
 
なんどもかき消そうとするけど
もしかしたら父も。。
 
 
なんて想像をしてしまって
  

今日は、手のマッサージすら
できなかった
 
 
 
弱っちぃな フローネ
 
 
お前のお父さんは
食べたがってるんだろ?
 
 
それをなんとかしてやるのが
お前だろ?
 
 
自分が疲れてるからって
お父さんをないがしろにするなよ!
 
 
誰かに
そう言われているような気がしたけど
 
 
できなかった。。
 
 
その代わりに、母においしい夕食を
作ることにした
 
 
母も毎日、父の様子を見ては
一喜一憂している
 
 
二人で「なんとかなるわ!」
「きっとうまくいくわ!」
  
 

って言い合いして笑顔で
がんばっているけど
 
 
考えることは、同じ
 
 
 
もしかしたら・・・・
 
 
 
食べられないことがダメとか
悪いこととかじゃないとは思う
 
 
食べられなくても
元気に生きている人はたくさんいる
 
 
 
わたしたちが
食べることを楽しいものだと
認識しているからそう思うだけ
 
 
 
でもね
やっぱり一緒に食事とかしたいのよ
 
 
 
お刺身をおいしそうに食べている
父の姿を見たいのよ
 
 
 
泣きたいのに泣けなかったけど
今日は泣けてしかたがなかった
 
 

泣いてやるわよっ!(笑)
 
 
でもね
今日だけにするわ
 
 
わたしは幸せものなんだもの
 
 
 
だって明日も父に会えるもの
 
 
 
大好きなお父さんに会えるもの
 
 

そこにいけばいてくれるんだもの
 

  
その時間を目一杯
幸せに過ごしたいもんっ
 
 
 
今日、夕食を作っている時
父の部屋を通って裏に置いてある
じゃがいもを取りにいった
 
 
父のベッドだけがそこにあった
 
 
 
「早く帰ってきてね!」
 
 
「お父さん待ってるから!
早く帰ってきてよっ!」
 

 
 
そう言って台所に戻った
 
 
泣けてくるのをこらえて
じゃがいもをむいた
 
 

そしてとびきりおいしい料理を作った
 
 
 
母は帰ってきて
「どうしたの~!
わ~嬉しいわ~!
そうよね、たまにはこうやって
おいしいものも食べないとね!」
 
 
って笑顔でおいしそうに食べてくれた

 
 
なんだかよかったって思った
 
 
 
 
明日も父に会いに行こう
 
 
 
とびきりの笑顔で会いにいこう
 
 
 
そしてマッサージを
今日の分までいっぱいしちゃお~!
 
  
 
 
また明日ね パパちゃん