前回のあらすじ
無事マンチェスター空港に着いたフローネ

 

 

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第一関門の入国審査突入! でも、その前に

でっかい失敗をおかしているので、
この関門なんて、ちっぽけに思えていたような気がしますが・・・。


何もかもが初めてで、一人っていうのもあって、緊張と不安と期待とのごちゃませ感情がグルングルンしていたのは確かですけど(笑)


あれだけ大きなことをしでかすと、妙に肝が据わるっているか、

も続けて大変なことが起こるはずがない!


っていう自分法則も手伝って、すんなり行ける!って気になるんですね



入国・出国時は、どの係官にあたるかで、入国許可がおりる時間が変わってくるんですけど、私はなんとなーく
いつもうまくいんだよねって思ってた(その辺は能天気・・笑)


長くなる。いろんな質問をされる。って

いうことは今までに一度もなかったと記憶しています。


うまくいく秘訣といえば


「笑顔」
何でもきぃて~~~!

包み隠さず何でもはなすよ~~~!

っていうオーラ(笑)

だから見た目はニッコリ笑顔の愛想のいい日本人。


長い列で待っていた人たちも入国審査を徐々に通過していき、

みんな笑顔で到着エリアへと向かっていきます。


次だ・・・次だ・・・


「Next please!!」  


うわっ!来ちゃったよ!わたしの番だよ、いざ出陣!



パスポートと入国カードを渡して、
とびっきりの笑顔(笑)


入念に練習+暗記していたので、これが聞かれるよ!という質問にたどたどしくも何とか答えていくフローネ



でも、こんなとき、

「わたしが密輸をしてるとも知らないで、うっしっしっし。」


とか、妄想がはじけてきちゃって(笑)


偽造パスポートで世界を渡り歩いている女スパイ

とかちょっとかっこいい系の・・


妄想は自由なので、

そうやって自分を演出したりするの結構好きでね。


外から見た人は私が何を妄想してるかなんて

さっぱりわからないわけだしねw


「Have a  good time !」

係官に送っていただき次の関門へゴー!


ウォーリーを探せ ならぬ


ジョンのおばさんを探せ

という次のミッションがありまして。

ジョンはイギリスのことは何もわからない、

知りあいもいない私のことを不憫に思って、


ジョンのおばさんに連絡して、

空港に迎えに来てもらうように頼んでくれていたんです。



彼女のこと何も知らなくて、知ってるのは名前だけ



arrivals area(到着エリア)に出てきて、

それとなく見ているふりをして(お芝居、お芝居
)


脳みそはフル活動!! だれや?どれや? あれ? いやいや、、 この人? うーん。。。


なんて思っていたら、あんれま、

「Mayo」って書いてある紙を持って立っててくれた(泣)


当たり前と言っちゃあたりまえだけど、

こんなことにも泣けちゃうんだよね~~。

フローネよくがんばってここまできたね~!


っておばさんと、

その紙が言ってくれてるような気がしました。

半泣きになりながら、はじめましての挨拶をし、

おばさんについて、空港をあとに。

初めての土地
マンチェスター


おばさんに、私が今日から宿泊するユースホステルと、


郵便局(郵便局で口座を作ろうとしてたの。)


そして、私が通う学校。Manchester Arts and Technology College

 通称 MANCAT。 

 

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なつかしぃなぁぁぁ~~泣

左側がカンティーン(食堂)で、正面の建物が語学学校だったのー

 

 

 

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このロゴ(涙)感激しちゃう~~~!!

 

 


ここで、どれだけのドラマが繰り広げられたでしょう。。。

自分の魅力を肌で感じられ、

ありのままの自分を見つけられた土地、マンチェスター。


そして私のモテ期
(笑)でもある(笑)←そんなの誰も興味はないっ(笑)


そして、これが私の滞在したYHA。本当に一人なんだと実感しながら、

毎日いろんな人と出会い、交流し、別れ、短い時間の中でも、出会いを楽しんでいたころ。


人生の中で一番強かったころ。

 

 

 

 

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私が滞在してたYHA in マンチェスターです

 

 

 

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なんかきれいになってるなぁぁ~


 

ユースホステルと学校は徒歩10分ほどで、その近くをカナル(運河)が通っています。

 

 

え

 


運河にはきれいに装飾されたボートが何隻があり、そのボートに住んでいる人たちがいて、その人たちとよくお話をしてましたー。


みんな好きなことをして、お昼からビール飲んで笑顔で楽しそうで、そーんな人たちと会うのがめっちゃ楽しかったー! わたしも自由なんだーー! って思って毎日わくわくしてたなー。


私が行かなければならない場所にすべて連れて行ってもらい、おばさんとの最初で最後のランチをともにします。

 

 

 

 

 

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さまざまな色と形のパブがたくさんあります。

 

 

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これが噂のフィッシュ & チップス

 

 

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これは、スカンピと言って、えびのフライ &チップス

 

ランチの後、おばさんを見送って、本当に正真正銘、一人になったフローネ。


おばさんが小さくなるまで見送って、YHA目指して歩いて行く私の後ろから孤独感と寂しさが覆いかぶさってくる。


ひとり。 ひとりなんだ。。


YHA近くのスーパーに買い物に行き、YHA内の食堂でひとり座ってコーヒーを飲み


部屋に戻って、期待を胸に・・じゃなくて、お金
とパスポートを胸に(金庫も何もないし、お部屋をシェアしなくちゃいけなかったので

 

 

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今のYHAのお部屋、当時はこんなゴージャスじゃなかったぞー!

 

 

自分に問いかける。 「寂しくない?心細くない?」


たくさんの心細さ、寂しさとこれからの揚々たる未来へのワクワク感が入り混じって嬉しと悲しいの感情が交互にやってくる



空港で母にもらったハンカチを取り出し、

友達から略奪してバートを抱きしめ

 

 

 

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久しぶりだねバート

 

 


2段ベッドの上に小さくうずくまるように座って、

日本から持ってきたウォークマンで
心細さと、寂しさを紛らわすように
「NHKラジオ英語講座」を毎日ずっと聞き続けた。


新しく来たルームメイトには必ず声をかけると決めてがんばってたけど、つたない英語で話したのは


Where are you going? How long will you stay here? 的な感じね(笑)


何もかも捨てて、1人でイギリスの地にいる。



特に夜は、寂しさとの葛藤の時間だった。


何のためにここに来たのだろう? 
一大決心したものの心はいつも疑問ばかり。


夜は孤独と寂しさを連れて毎日やってきたけど、
わたしは大丈夫。といつも自分にいいきかせてた。


がくれば、必ず朝がくる。
朝は光と勇気を持ってきてくれる。


わたしはそれを思う存分自分に吸い込んで行動するだけ。


ただ前を向いて。。


なんだかんだ言って結局、、

このYHAに結局2週間いました。

だいたい、ユースホステルに宿泊する人って、
1日、2日で他の場所に行ったり、


他の国にいったりで、2週間もいることなんて、ないわけですが。


なんでかっていうと

みつかんなかったのよ~~~~


さてさて、このままとんとん拍子にいくと思っていたフローネのマンチェスターストーリー


住む家がない
というハプニングにみまわれております!!!


フローネはこのままホームレス
なってしまうのでしょうかっ!!!


家はみつかるのでしょうかぁぁぁぁ

 

 

 

 

 



  英語カフェ  

 

英語のことわざ

What happens twice will happen three times.

 

 

二度あることは三度ある

 


英語の名言・格言

 

 

You'll never find a rainbow if you're looking down.

 

下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。




- Charlie Chaplin (チャップリン) -


引用元: 癒しツアー自然・音楽・名言で心も元気