申し訳ございません!
ピコが以前書きましたコラボリレー「いつも俺の腕の中に 13」の
拍手お礼文にUPしていましたお話を本館に再録するのを
すっかり忘れていました!
今日、魔人さんの記事を見て、焦りUPいたします。
いつものように追加修正しておりますが
携帯ユーザーの方、今までお待たせしてしまい、すみませんでした!
スライディング土下座です~m(_ _ )m
大したお話ではございませんが、どうぞお楽しみください。
~いつも俺の腕の中に 13.5~ 『kissの後に』
(拍手お礼文 再録)
彼女の弱みに付け入る様に、欲望のまま、最上さんと口づけを交わしてしまった。
それも2回も-----
恋人同士のキスには程遠い
ただのお芝居の練習でしかなかったけど、それでも嬉しかった。
何も彼女に伝えないまま、彼女の心が得られるとは、もちろん俺も思っていない。
でも----
彼女だって練習と言ってたけど、頬は桜色に染まり、うっとりした表情で目は潤んでいたんだ。
少しは感じてくれた?
あ~~もっと長く彼女の唇を堪能していたかったなあ・・・
どんな理由でも構わないから、彼女に触れていたいと思うのは、
俺の単なるエゴだろうか?
本当に------・・・?
一度目のキスの後、彼女は確かに、「もう一度」って言った。
無意識に出た台詞かもしれないが、嫌いな相手には、出てこないだろう台詞。
少しは、意識されている?
あ~駄目だ~緩む頬が止められない。
次は、いつ会える?
早くドラマがクランクインしないだろうか・・・
こんなにも、撮影を待ち遠しいと思ったのは、初めてかもしれない。
会いたい・・・また君に触れたい・・・
どれだけ君に触れても、俺は君を欲してしまう・・・
どんどん美しくなっていく君をもうこれ以上、他の男の目になんて晒したくない!
今すぐどこかに連れ去って
いっそ俺たち二人だけの世界に閉じ込めてしまおうか。
ふふふっ・・・それもいいかもしれない-------
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「・・・・・蓮、・・蓮、・・蓮、・・・・れ~ん、蓮さん、敦賀さん」
はっ!
驚いて振り向く蓮に、社は大きく溜息をついて苦笑いを浮かべた。
「さっきからずっと呼んでいるのに無視で、キョーコちゃんの真似をして、
敦賀さんと呼べばすぐに振り返るなんて、いつからお前はそんな現金な奴になってしまったんだ・・・お兄ちゃん、悲しいよ・・・」
「すみません!決してそんなつもりは、ないんですが・・・偶々ですよ。」
「どこが偶々だ!確信犯のくせにww もういいよ。
それより、もうすぐ本番だから、そのキョーコちゃんみたいな百面相をそろそろやめて、いつもの敦賀蓮仕様に戻ってもらえるかな?」
「何ですかそれ!?最上さんみたいって、どういう事ですか?俺は、彼女のように一人で、どっかの世界にトリップしませんよ。」
「さっきからニタニタしていると思ったら、急に真面目な顔になって、またすぐに顔が緩んで、今度は泣きそうになったかと思えば、また笑って・・・充分、飛び立っているよ!?」
「へっ?あっ・・・ああ-----すみません。」
蓮は、社に背中を向けて大きく深呼吸をすると振り返り、穏やかな笑顔を浮かべて、いつもの紳士な敦賀蓮へと戻っていった
「さあ、行きましょうか?」
蓮の切り替えも徹底しているが、それをも揺り動かすキョーコちゃんの威力はもっと凄いな・・・
と、ついおかしな所に感心してしまう社だった。
おわり
どうにもならない妄想でごめんなさ~いε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ