年末・年始、慌ただしい時期ですが、美味しいワインを皆さん飲んでいらっしゃる事でしょう。
私はちょっと体調不良で例年になくアルコール消費の少ない年末です。
昨日まで3日間の休肝日(←今年最初で最後ですが・・)をとっていた位です。
さて、今年の愚痴は今年の内にという事で(?)、カナダに来てからずーーーっと不満に思っていた事を愚痴りたいと思います。
カナダに来た理由はいろいろあるのですが、その中のひとつに北米のワイン市場を勉強したいと言うのがありました。
ところが・・・モントリオールに着いて早々に近くのワインショップに行ってびっくり。
買ってきたワインを飲んでがっかり。。。。だったのです。
何よりも諸悪の根幹は、カナダのワイン(アルコール)流通のシステムに有ります!!(と私は思っています。)
カナダのアルコール販売のルートは日本と大きく異なります。
各州が州法に基づいて酒類管理委員会を設置しているのです。
つまり、州がアルコールの輸入・流通から販売までを管理していて、街のお酒屋さんも原則として、州の酒類管理委員会の販売店です。
ケベック州では、SAQ(Societe des alcool du Quebec)と呼ばれる州の会社が酒類販売を行っています。
反対に言えば、SAQのショップ以外では、アルコールを販売してはいけないのです。
(例外としてビールとワインはコンビニエンスストアーなどでの販売が許可されています。)
つまりはライバル無しの州の独占業界です。
そうなると、どうなるかは明らかです。
1、値段が高い。
2、ショップの店員さんの質が悪い。売る気が無い。熱意が無い。感じが悪い。
3、ワインの品質が悪い。
1の値段に関しては、フランスワインなどの輸入ワインが高くなるのは、まぁしょうが無いと思っています。
ワインの輸送にはかなりのコストがかかるのは、よくわかっていますし。(それでも許せない値付けですが・・)
2に関しても、百歩譲って目をつぶるとします。(去年はクリスマス直前にストライキをしたらしいです。街の人たちは怒ってました。)
でもでもでも、どうしても許せないのが、3の品質の悪さなのです!!!!!
大げさでは無く購入するワインの半分近くは、ワインの品質の劣化が見られます。
それも特に出荷後の保存管理の悪さから来る劣化です。
もう、これは許せません。
私はいつもワインを売る側の仕事をしていましたが、売り手として最も気をつけなくてはならないのは、ワイン生産者が造ったワインをいかに良い状態で飲み手に届けられるか、だと思っています。
ワインを造った人々も自分のワインがこんな状態でカナダで売られていたら、不本意極まりないと思います。
もう、本当に造った人に失礼。
一所懸命育ったぶどうに失礼だと!!!
外は-20度でも、SAQのにショップに入るとコートを脱がないと汗をかく位の暖かさ。
人には良いですが、ワインには良い訳はありません。
そんな店内にはワインセラー・カーブなどは基本的に無く、20ドルのワインも150ドルのワインも一緒に並べられてます。
もう、日本やフランスで飲むワインが恋しくてなりません。
長々と書いてしまいましたが、2009年後半カナダに来てからのストレスを、年の最後に吐き出してみました。笑。
・・・という事で、私は大晦日も元旦も恐らくビールとハードリカーで過ごす事になり
そうです。
ああああ、でもやっぱり美味しいシャンパンで2010年を迎えたいものです・・・・。
どうぞ皆様、美味しいワインと一緒に良いお年をお迎えください!!