パーマをかけたのは
少しだけ
変わりたかったから。
できあがった瞬間は
自分じゃないくらい
女の子みたいで
それが
少し照れ臭くて。
それを隠したくて
ボーイッシュな格好が増えた。
女の子らしくなったはずなのに
なぜか以前より
そんな格好が似合った。
女の子らしくないあたしが
女の子らしい格好で
女の子らしい髪型なんて
なんだか
向いてない気がして。
誰よりも強くありたいの。
差し出される手さえ
必要ないように。
握ってくれたその掌は
大きくて
あたたかくて
すごく安心させてくれるけど
騎士を目指すあたしに
王子様なんて不釣り合い。
そんな夢さえ
見なくなるほどに
ただ
強くなりたい。
パーマをかけたのは
少しだけ
変わりたかったから。
魔法を浴びて
僕はナイトになる。
守られる女の子じゃない。
大切なものを
守れるナイトに。
ね
そのほうが向いてる。
そのほうが
らしく生きられる。
少しだけ
変わりたかったから。
できあがった瞬間は
自分じゃないくらい
女の子みたいで
それが
少し照れ臭くて。
それを隠したくて
ボーイッシュな格好が増えた。
女の子らしくなったはずなのに
なぜか以前より
そんな格好が似合った。
女の子らしくないあたしが
女の子らしい格好で
女の子らしい髪型なんて
なんだか
向いてない気がして。
誰よりも強くありたいの。
差し出される手さえ
必要ないように。
握ってくれたその掌は
大きくて
あたたかくて
すごく安心させてくれるけど
騎士を目指すあたしに
王子様なんて不釣り合い。
そんな夢さえ
見なくなるほどに
ただ
強くなりたい。
パーマをかけたのは
少しだけ
変わりたかったから。
魔法を浴びて
僕はナイトになる。
守られる女の子じゃない。
大切なものを
守れるナイトに。
ね
そのほうが向いてる。
そのほうが
らしく生きられる。