イベントとか舞台とか、ぴここにとってはめっさ大事な日。
参戦回数も圧倒的に増えたし、貴重な感じはしなくなってしまったけれど、大事なことに変わりはない。

だからその1日は、わかりあえる友達と過ごすのが最高な時間の過ごし方。
もちろん、学校の後に行くときにはお茶の余裕なんてないし、一人参戦のときはあっさりしてる。

だけど
誰かと行くときには、その1日を、時間に捧げてるんだ。


去年。
夜公演だったけど、当たり前に昼に待ち合わせようとしたことがある。
今までもそうだったし、相手も同じようにその1日を大切にしてくれると思ってたから。
でも言われた。待ち合わせ開演ぎりぎりでもいい?って。
そのとき思った。
ぴここの当たり前は、相手の当たり前じゃないんだ、って。

例えば、誰かと向かう昼公演なら、ぴここは夜の予定もあけておく。
それが決まってから入れることはまずないし、先に入っていたならあらかじめ伝える。仕方なく入ってしまったなら謝る。
それくらい1日を大事にしてる。
夜、別舞台やイベントのチケットを探すときには、相手のお財布都合とかまで考えて、必ず連番で探してる。
終わってバイバイして一人だけ次行くなんて、考えられないんだもん。

でも、違うんだね。
ぴここの当たり前は、相手にとっては重いんだ。

価値観の違いならいいけど…
もしかしたら、ぴここが相手に思う好きが、それ自体が、重いのかもしれないね。


思ってるように思ってもらえないのはむなしくて、片思いみたいな切なさにかられる。

そのたびに思う。
やめよう、って。
友達でいること。


きっと本音なんてわかってもらえない。
いつだって、笑顔を装ってるんだもん。
でもきっと気付かれない。
それが表面上なんだって。

得意だよ。
笑顔でいるのは。