愛だの恋だの正直うんざりしていて
なにもかもうわべだけの薄っぺらいモノに思えた
叶わない夢
届かない想い
破られた約束
裏切られた女
《惨めだな》
どうにもならない現実と理想の狭間で疲れ切っていた
何もかもあきらめていた
だから何も期待はしていなかったはずだ
アイシテル ハナレナイ ズットソバニイル
嘘 嘘 嘘 嘘 嘘 嘘 嘘 嘘
嘘ばっかり
そんなふうに私は考えていたのに
けど、あの日私の中で何かが変わった
受験シーズン特有のピリピリした空気の校内
センター試験まであと一ヶ月
放課後 空いた教室で、友人たちが勉強しているのを横目にみつつ
私は逃げるように学校を出た
<一年前は自分も一生懸命勉強していたっけ?>
一度家に帰ってから、新しい服を買おうとミナミをうろつく
毎年流れているクリスマスソング
幸せそうに手をつないでいる恋人たち
師走の真ん中 クリスマス一色の街を見ると、胸が握りつぶされるようななんとも表現しがたい感情が湧く
12月24日 クリスマスイヴ
ここ数年、毎年ろくなことがなかった
忘れたくて必死になっても、考えちゃだめだって思うことは 考えてることと同じで…
いまだに忘れたいと葛藤していることすら馬鹿らしくイラついてしまう
にぎわう街に背を向けて友人が働く店に行った
以前、流石に制服でBARは無理かな、と思ったら…
「コスプレです(笑)」
の一言で通ってしまう 変わったお店
店員の趣味だろうか
ボトルのほかになぜかガンプラや美少女フィギュアがカウンターに並べてある
世間一般からみたら一風変わったこの空間
現実から目を背けてこの場所にいるのが好きだった
偶然にも知り合いの常連が何人か来ていたので馬鹿話に花を咲かせた
そんなとき彼は突然現れた
「あれ?今日は和服じゃないんですか?」
常連の一人が入ってきた客に声をかけた
「あぁ…今日は仕事帰りだから」
知ってる顔じゃなかったので特に気にもとめずに話を続けていた
何がきっかけかは忘れたが恋愛の話になった
『蓮ちゃん、恋人いるの?』
「いないんですよね~…ってかいりません」
『どうして?』
「・・・・」
お酒が入っているのもあり普段は滅多に話さないことを話した
認めたくないこと
信じたくないこと
いやな思い出
「だからクリスマスが近づくとしんどくなるんです」
どうやら私はいつも男友達を連れてきているため(しかも毎回違う人で両手に花の状態)
かなりのプレイガールと思われていたらしい
「所詮は相手を傷つけるのが怖いっていうのは自分が嫌われるのが嫌なだけで、相手のためっていうのは自分のためで…ひねくれてるんです 素直に考えれない…しばらくコイとかアイとかうんざりなんです。だから彼氏なんて要りません」
ん~ なんか違う
とりあいず 箇条書きチックに練習