先日、鼠経ヘルニアの手術を無事に終えました。

 

初の全身麻酔ということで、ちょっとドキドキしましたが、当日流れ作業のようにどんどん進んでいくためドキドキしている暇はありませんでした。

 

以下、覚えている限りのメモです。

 

まずは、CTで肺炎症状がないか確認します。(コロナ流行に伴ってのCT検査だと思います。)

 

その後、血圧、体温などを測定後、点滴用の針を差し、さらにエコノミー症候群防止の靴下を履いて準備します。

 

その後、自分の足で歩いて手術室に入り、手術台に乗りました。部屋の様子ですが、まさにドラマの世界の手術室でした。

 

手術台に乗ってから、そこから点滴の針を通して全身麻酔です。

(看護師さんの話によると、全身麻酔にも3段階ぐらいのレベルがあって、今回の手術は一番軽いレベルの麻酔薬しか入れないそうです。)

 

麻酔入れますといわれてから、約10秒ぐらいで逝ってしまいました。

 

手術の間、夢を見てたことは覚えているのですが、夢の内容は覚えていません。

 

「無事、終わってますよ~」という声で呼び起こされました。本人にとっては一瞬の出来事ですが、1.5時間程度の手術だったようです。

 

その後、入院病棟に移されました。(このあたりはイマイチ覚えていません。)

 

麻酔が切れ始めると徐々に痛みを感じはじめました。傷口よりもメッシュを埋め込んだところが痛むようです。

(手術は、鼠経ヘルニアがあるところを塞ぐためのメッシュを被せるといったことを腹腔鏡を使って実施します)

 

特に起き上がるときなどが、かなり痛くて、パラマウントベッドのおかげでどうにか起き上がることが出来ました。

 

この状況で、日帰りで家に帰るのはちょっと厳しい感じです。1泊入院にしておいてよかったです。

 

痛みは当日をピークに、徐々にひいてきて、翌日の退院日にはゆっくりですが歩けるようになっていました。

 

筋トレ、ゴルフなど腹圧のかかる運動などは2-3週間はお預けですので、暫く安静にしたいと思います。

 

P.S.

今回先生から聞いた話ですが、鼠経ヘルニアが男性に多い理由としては、胎児の頃は、所謂「キ〇タマ」は体の内側に入っているそうです。

そこから、産まれた後にタマが温かいところをもとめて下がってくる必要があり、そのための道が必要で、これが故に男性はそのあたりが緩くなっているそうです。赤ちゃんに多いというのもなんとなく分かります。なるほどですよね。