白い花びらに 記憶を映して -2ページ目

白い花びらに 記憶を映して

少女時代に生まれた詩。
誰にでも等しく訪れるアリスの季節。
とても拙く切ない思い出。
 
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赤い髪 緑の目 水色シャツの女の子


好きなことは ビー玉遊び

欲しいのは 水玉ワンピース

食べたいのは 丸焼きチキン


時々 チョコレートで

唇を汚す


赤い髪 緑の目 水色シャツの女の子


夜にしか会わない友達に

目を閉じて 囁く


「私は若草の頃に生まれて

 夏の光に消えていくの

 私を守る 気まぐれな運命」


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