夜中の2時 携帯が鳴った



きみからの電話



「今仕事が終わって、これから帰るところ」



帰り道を歩いているきみ  いつもより少し早い呼吸



耳から伝わる冷たい空気に 愛おしさがつのる






忙しかったんだね、お疲れさま。



早く休んで。  まだ水曜だよ。



明日も早起きなんでしょう?





他愛ない会話  優しく笑うきみ



私はベッドの中  もにゃもにゃ動いて心がかゆい



いじわるなことを言ってても  部屋中全部あたたかいよ






電話してくれてありがとう






きみの声を聞いただけで 今夜はゆっくり眠れる



元気そうで良かったよ



ありがとう






次の休みは会えたらいいな



遠くへは行かなくていいから



きみと一緒に桜が見たい






晴れるといいね






おやすみ


例えば仕事か友だち関係で



うまくいかないことばかり起こって それしか見えなくて



ほんとはそんな風に思ってたわけじゃないのに



ほんとはちゃんとできてたのに



なんでこんなことしちゃったんだろう



なんであんなこと言ったんだろうって



後悔してばかりの1日





悲しくなって泣きたくなるけど



言い訳しないで次頑張ろうって 自分に言い聞かせて



でも受け止めきれない思いが部屋の中に充満して



なぜかコーヒーを2杯飲んでベッドに入る





今日は休み



いつもと同じ時間に目を覚ました



もう少し寝ようって二度寝して



9時になってカーテンを開けた





マンションやビルの隙間から 公園の緑と青い空 あたたかな光





昨日実家から送られてきたシチューを温めて ゆっくり朝食を摂る







朝陽のパワーを感じる



これだけのことで気持ちよくなれる私がいる





素敵な1日にしよう