プロ野球選手や高校球児など、一般的に健康体で生活しているような人にも感染者が続出している昨今。
子供たちの夏休みも終盤になり、集団生活が始まる前から「流行宣言」の出ている新型インフルエンザ。既に死者も続々出ており対応策を待ちわびているだけの私達。毎日の報道でだけしか得られない知識に不甲斐なさも感じます。ましてや厚生労働省の発表は非常事態なのに信じがたい内容ばかりです。
例年だとインフルエンザは、夏場に流行ってのは少ないのですが、夏に流行するのは80年代以降で例のない事態だそうです。
今回の新型インフルエンザは、全国的には 1医療機関あたりの患者数が、沖縄県(29.60人)で最も多く、次いで奈良県(2.96人)、滋賀県(2.48人)など。「1人」を超えた自治体は26都府県で、前週の6都府県から急増した。前週(8月3~9日)は全国で0.99人だそうです。
季節性インフルの場合は 過去10年、流行開始から5~10週間でピークを迎えたが、新型インフルエンザは7月から急激に患者数は増え、秋以降に流行を迎えるとみていた厚労省は、準備していた対策の前倒しを迫られています。
感染者になる前に「ワクチン接種」で予防策を講じたいでしょうが、既にワクチン製造が間に合っていない状態で、海外からの調達も考慮しながらの対応に追われている始末・・・。おまけに年内に製造出来るワクチンは、日本国民の1~2割程度が限度との事。
7月28日から8月18日までに新型インフルによる入院患者は累計230人で、うち、15人が急性脳症や人工呼吸器が必要な状態に陥った。 患者も糖尿病や腎臓、心臓の病気、ぜんそくなどの持病があったり、妊娠したりしていたのは93人で、約4割を占めている。
流行宣言が出たら「どうすればいいの?」との疑問も当然あるはず。簡単に風邪だと思って市販薬で済ませている人も多いはず。実際に感染したら大病院に患者が集中する恐れもあり、厚生労働省や医療機関では病院機能がマヒしてしまう恐れもあり、まずは「近所の開業医を訪ねて欲しい」などと述べているようだが 感染の疑いがある患者にとっては 果たして、近所の開業医に率先して行くのでしょうか?私としては、信頼感のある病院へ向かいたいと思うのですが、既に日本は「パンデミック」の状態に移行しつつあるのが現状でしょうね。
あなたならば、どう対処していくと思いますか?
近年、日常生活は どこでも空調が効いている「密室」が多いと思いませんか?そこで集団生活しているのも同様ですよね。
私の時代には無かった事ですが 近年、幼稚園から大学まで ほとんどの教室でも冷暖房が完備されています。その中に、たった一人の保菌者がいた場合を考えてみましょう。外出先でも電車やバス、娯楽施設やショッピングセンターなど どこに行っても密室同様。
感染しない術があるなら誰もが知りたいと思っています。
日本人の多くは「対岸の火事」だと感じているのでしょうが、今回ばかりは真剣に考えておくべきではないでしょうか。夏前には通勤通学時にマスク着用を大多数がしていたのに、最近ではマスク姿の人は疎らで滅多にみられない状態ではありませんか。それでもいち時期のマスク欠品は未だに続いているようで 防衛策のひとつが減ってしまっています。外出を控えるにも限度はありますよね。
自分たちに出来る予防策としては こまめに手洗い、うがい、マスクの着用などしか考えつきませんよね?
今のうちに予防策や対応手段は考えておくべき事柄だとは思います。
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