電通:新社長に石井氏
広告最大手の電通は 2月10日、石井直取締役専務執行役員(59)が4月1日付で社長に昇格する人事を固めた。高嶋達佳社長(67)は会長に就任する。10日の取締役会で決め、午後にも発表する。高嶋氏は07年6月に社長就任。営業部門出身の石井氏にバトンタッチし、経営陣の若返りを図る。歴代社長は新聞への広告出稿部門出身者だったが、石井氏は初めて同部門を経ずに社長になる。
そんな中の2月25日、電通元エンターテインメント事業局企画業務推進部長が、音楽スタジオ運営で 業務委託先と架空取引を繰り返したとして、40億円以上を不正に流用していたとの報道がありました。
その際の下請け企業には、元部長の親族が関係者となっている会社も含まれているということ。この元部長は東京都渋谷区にあるライブハウス「シブヤボックス」の立ち上げにかかわり、02年4月、電通やテレビ東京などがこの施設の運営目的で設立した共同事業組合の事務局次長に就任して、その立場を利用していたという。
元部長は、知人が役員を務めていた大阪市のコンサルタント会社など約10社を1次委託先とし、組合や電通などの名義で施設の運営関連業務などを発注。その際、以前に父親が役員を務めていた広告会社など数社を2次委託先に指定、1次委託先から2次委託先に作業代金を前渡しする契約を結んだ。しかし、実際には広告会社などは目的の作業をせず、渡された資金は、別の1次委託先への支払いや施設の土地の賃料など、主に施設の資金繰りの穴埋めに使われたという。
業務委託先と架空取引を繰り返したとして、広告最大手の電通(東京都港区)が、元エンタテインメント事業局企画業務推進部長(46)を懲戒解雇していたことが分かった。電通は、架空取引に絡んで3社から未払い委託料計40億円超の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こされている。電通は元部長を警視庁に刑事告訴することを検討している。
電通によると、同社は02年、テレビ東京などとともにライブハウスを運営する共同事業組合を設立。元部長は、組合の事務局次長だった02~08年、業務委託先との架空取引を繰り返していた。架空取引で資金を捻出し、事業の資金繰りに充てていたとみられ、10年3月に懲戒解雇された。元部長は電通の内部調査に「赤字を出したくなかった。私的流用はない」などと説明しているという。
一方、東京地裁は25日、原告3社のうち1社の請求を認め、電通に約5億3000万円を支払うよう命じる判決を下した。電通は「判決を検討していないので、コメントを差し控えたい」としている。
新社長さん、電通って企業では部長クラスが40億円以上も簡単に流用できるもんなんですか・・・!?
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電通元部長が40億円以上の巨額流用 親族企業に架空発注
広告最大手の電通の元エンタテインメント事業局企画業務推進部長(46)が2002~08年、本来の目的とは異なる業務発注を繰り返し、40億円以上を流用していたことがわかった。
取材に元部長が認めた。親族が役員だった広告会社などに業務を下請けさせ、入った資金を運営を担当していた音楽施設の資金繰りの穴埋めなどに使っていたという。
元部長は社内調査にも一連の発注を認め、電通は元部長を懲戒解雇とした。
元部長による一連の取引を巡っては、業務委託先の3社が電通などを相手取り、未払いの委託料など計約46億8700万円の支払いを求める刑事告訴を東京地裁に起こしている。
元部長や電通によると、元部長は東京都渋谷区にあるライブハウス「シブヤボックス」の立ち上げにかかわり、02年4月、電通やテレビ東京などがこの施設の運営目的で設立した共同事業組合の事務局次長に就任した。
元部長によると、知人が役員を務めていた大阪市のコンサルタント会社など約10社を1次委託先とし、組合や電通などの名義で施設の運営関連業務などを発注。その際、以前に父親が役員を務めていた広告会社など数社を2次委託先に指定、1次委託先から2次委託先に作業代金を前渡しする契約を結んだ。しかし、実際には広告会社などは目的の作業をせず、渡された資金は、別の1次委託先への支払いや施設の土地の賃料など、主に施設の資金繰りの穴埋めに使われたという。
電通は昨年3月、これらの取引を「作業実態がなく、架空だった」として、元部長を懲戒解雇とした。電通広報部は取材に対し「社員がこうした事態を起こしたことは遺憾だが、係争中でもあり、コメントは差し控えたい」。
テレビ東京広報・IR部は「不正な取引があったことは残念だが、(元部長は)組合とは関係ないところで取引しており、発覚までは知るよしもなかった」と回答している。
電通は元部長を警視庁に刑事告訴することを検討している。
電通の元部長は1~2月に数度、取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。
――流用のきっかけは。
シブヤボックスの資金ショートを防ごうと始めた。元々は放送スタジオの予定だったが出資者が撤退し、ライブハウスになった。建設費がかさんで資金繰りに困っていた。
――なぜ流用を続けたか。
収益が伸びず、業務委託先に支払う金に困るようになった。
資金調達のために委託先を増やすうちに支払いが増え、回しきれなくなった。
――私的流用はないのか。
金は施設運営だけに使い、一切ない。借金を抱えてライブハウスになったのは元々の出資者と上司の都合が発端。それを押しつけられて自分の評価を下げるのは嫌だった。
「箱企業」という言葉があるんだが、まぁ、アレだ、ヤクザとかが「会社」を、カネを集める「箱」として利用して使い捨てするというシステムの事を言うんだが、司法ジャーナルでMS氏がよく書いてらっしゃるんだが、それはさておき。
「箱」というのは英語で書くとBOXですね。おいら英語が得意なので、それくらいは判ります。で、
毎日のように様々なアーティストのライブが開催され、人気テレビ番組の収録も行われているSHIBUYA BOXXは、FC TOKYOが(株)テレビ東京と共同で開設した多目的スペースです。ここでは撮影・収録実習が受けられるだけできなく、講義用の教室も設置されています。
渋谷に、SHIBUYA BOXXというのがあるらしい。Xがひとつ多い理由は不明w ここを巡って、40億円がどっかに消えちゃった、という事件、こんなドキュメンタリーもありました。
【ドキュメンタリー オブ AKB48~1ミリ先の未来】
出演:AKB48
製作:窪田康志(AKS)、新坂純一(東宝ステラ)、茂手木秀樹(総合ビジョン、NHKエンタープライズ、元NHK芸能番組センター部長)、岩井俊二(ロックウェルアイズ)
プロデューサー:吉澤佳寛(東宝)、野上純一(NHK番組開発部)、高橋信一
撮影:神戸千木
密着取材:加藤 肇、北川亜矢子
整音:久連石由文
編集:小野寺絵美
スチール:内田遊帆
企画・制作:ロックウェルアイズ
製作協力:KRK PRODUCE、東京フィルムセンター映画・俳優専門学校
映像製作:AKS
協力:株式会社ニッポン放送
製作総指揮:岩井俊二
企画:秋元康
監督:寒竹ゆり
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NHK版と劇場版との違い
編集:寒竹ゆり
製作:AKS、東宝、NHKエンタープライズ、ロックウェルアイズ
配給:東宝映像事業部
SHIBUYA BOXXを立ち上げたのが、FC TOKYOという学校法人なんだが、ここは正式名称を「東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校」といって、旧名称が「東京フィルムセンター映画・俳優専門学校」です。で、FC TOKYOだけじゃなく、テレビ東京とか電通とかも関係しているらしい。
まぁ、電通というのはどこにでも顔を出す企業でありまして、広告なんか関係ないはずのNHKまで、今では電通と関係が深いが その電通は 横領、シャブ、大麻、婦女暴行 報道されない犯罪が日本一多い会社。
一部、マスコミ報道があったので内容をご覧ください。
平成23年2月25日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 髙嶋 達佳
(東証第1部 コード番号:4324)
本日の一部マスコミ報道について
本日、当社を含む複数社が出資しているライブハウス「SHIBUYA-BOXX(シブヤボックス)」の立ち上げと運営を行う共同事業組合「渋谷エンターテイメントレビュー21」でかつて事務局次長をしていた当社元社員(平成22年3月懲戒解雇)が、本来の目的とは異なる業務発注をしていたなどとする記事が一部マスコミで報道されました。
お騒がせいたしましたことをお詫び申し上げますとともに、以下3点につきまして、取り急ぎご報告申し上げます。
1.本件により、過年度決算を修正することはございません。
2.また、現時点で平成23年3月期決算に与える影響はございません。
3.本件は現在係争中であり、裁判の結果によっては損害が生じる可能性も否定できませんが、現時点で金額を見積もることはできません。
以 上
ニュースの放送選択基準って一体なんなんだろう。
自社や広告代理店やスポンサーに不利なニュースは、取り上げないか取り上げても簡潔に手短に伝える、という絶対基準は譲れないみたいだが、このニュース、知人の会社に仕事を架空発注した所まではわかるんだが ライブハウスの資金繰りに突っ込んだってのがまったくわからん なんか裏があるんじゃないか?かつてないほど巨額の流用なのにTV全然報道されないとは おかしすぎる
SHIBUYA BOXは東京フィルムセンター映画・俳優専門学校生も使ってて、この学校がこの前NHKのある番組の制作に携わってた。
電通、うやむやにする気満々にみえる。額がすごすぎるのに こういう場合、普通は刑事告発しましたってのがセットになるのが当然だと思うのですが、政治家や電通の事件ネタってなかなか世に出ない。ライバル局にあたるテレ朝が記事にしたのはテレ東がこいつと関与してたから。 テレ東以外の局なら攻撃材料には絶好の事件。
なぜ、テレビ・新聞・ラジオ広告は電通を通さなければならないの?企業も新聞テレビラジオ局にダイレクトに広告を出したほうが安くつくと思う。ピンはねされているですよ。虚業企業に。お布施のように湯水の如く資金あるから ドンブリ勘定になっいるのでは。
電通には随意契約みたいな形で何千億もの税金が国や自治体から流れてるし、しっかりと仕分けすべき。
◆広告代理店 シェアランキング
広告業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。各々のランキングを比較することで広告市場内の現状やシェア、企業の動向を知ることができます。
企業名 売上高 売上高
(億円) シェア
1 電通 2兆0575 52.2%
2 博報堂 1兆1187 28.4%
3 アサツーディ・ケイ 4350 11.0%
4 サイバーエージェント 760 1.9%
5 サイバーコミュニーケーションズ 517 1.3%
6 デジタル・アドバタイジング・ コンソーシアム 386 1.0%
7 オプト 352 0.9%
8セプテーニ・ホールディングス 256 0.7%
9 ゲンダイエージェンシー 183 0.5%
10クイック 114 0.3%
以前、NHKの受信料がいつの間にかNHKの天下り団体に流れているのを見て「かんぽの宿」を思い出したのは私だけでしょうか。
民主党政権になったら、一度、電通に調査を入れてみるべきだったろう。小泉政権が「電通政権」と揶揄されるくらい、時の政治と深い関わりを持っていたことは確かなのだから。電通の仕事って大金を闇に消すのが本業?
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■商号 株式会社総合ビジョン
■所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目5番 24号 赤坂日本ビル4F
■電話 03-3408-4111(代表) FAX:03-3408-4112
■設立 1986年1月27日
■資本金 2億円
■主な事業内容
● 放送(地上波・BS・CS)、有線テレビ、ビデオシアター、ビデオソフト等用映像素材の企画、制作および販売
● ハイビジョン用ソフトの企画、制作および販売
● 放送、レコード等用音声素材の企画、制作および販売
● 映画、テレビ番組、ニュース、スポーツ等の放送権の購入および販売
● スポーツに関する企画、実施および催事場に関する企画
● 映像素材、催事等に関連する著作権、出版化権、レコード原盤権、商品化権等諸権利の取得、管理および販売
● 上記各号の業務に関する制作者、出演者等の選定および斡旋に関する業務
● その他上記各号の業務に関連する一切の業務
■役員
当社はNHKグループおよび電通グループの一員としてアニメーション事業を柱に、デジタル時代にふさわしい魅力あるコンテンツを企画制作するとともに、DVD化・商品化・番組販売・ステージショーなど多様な二次展開を行っています。
平成22年度はNHKからの委託に応えて、こどもたちに夢と元気を与えるアニメ「忍たま乱太郎」の第18シリーズ(教育テレビ)、見ごたえのある大人向けのアニメ「ジャイアントキリング」(衛星第2テレビ)を制作、それぞれ好評を頂いております。
放送以外では長寿アニメ「忍たま乱太郎」のミュージカル化など新しい事業に積極的に取り組んでいます。ミュージカルは1月に初演、6月の再演では予約段階でチケットがほぼ完売し、初演のDVDも好調な売れ行きです。改めてNHKブランドの高い知名度や信頼の大きさを感じました。
今後も放送番組や映像ソフトが社会に与える影響の大きさを認識しながらデジタル時代のメディア事業の一端を担っていくとともに、公共放送ならではの健全で質の高いコンテンツ、皆様から長く愛されるコンテンツ制作をめざし、いっそう企画開発力を高めていく所存です。
代表取締役社長 薄井 正人
代表取締役専務 中村 重喜
取締役 横尾 堅示 アニメ事業センター長
取締役 浅田 真治 総務部長
取締役 (非常勤) 小野 直路 (株)NHKエンタープライズ代表取締役社長
取締役 (非常勤) 茂手木 秀樹 (株)NHKエンタープライズ執行役員
取締役 (非常勤) 松下 康 ㈱電通 取締役専務執行役員
取締役 (非常勤) 服部 洋 (株)電通 テレビ&エンタテインメント局 エンタテインメント事業室長
監査役 (非常勤) 赤塚 昇 (株)みずほコーポレート銀行 執行役員営業第十八部長
■株主
株式会社 NHKエンタープライズ
株式会社 電通
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 株式会社 東急エージェンシー
株式会社 博報堂DYメディアパートナーズ 株式会社 アサツー ディ・ケイ
株式会社 みずほコーポレート銀行 三菱商事 株式会社
株式会社 三井住友銀行 三井物産 株式会社
株式会社 三菱東京UFJ銀行 丸紅 株式会社
株式会社 みずほ銀行 伊藤忠商事 株式会社
東宝 株式会社 住友商事 株式会社
松竹 株式会社 株式会社 東北新社
東映 株式会社 大日本印刷 株式会社
株式会社 野村総合研究所 凸版印刷 株式会社
(注)持株比率は、NHKエンタープライズと電通が各々25%、そのほか合わせて50%です。
■主要取引先
日本放送協会 キングレコード(株) (株)フロンティアワークス
(株)電通 (株)ポニーキャニオン (株)スタジオディーン
(株)NHKエンタープライズ 明治乳業(株) ビイートレイン(株)
(株)角川書店 (株)キッズステーション (株)マッドハウス
(株)講談社 ウォルト・ディズニー・ジャパン(株) (株)劇団飛行船
■最近の主要業務
● アニメーション制作『花咲ける青少年』『彩雲国物語』『南の島の小さな飛行機 バーディー』『忍たま乱太郎』
● 番組制作『BSアニメギガ』
● 2009NHK杯国際フィギュアスケート競技大会 企画運営
● 『忍たま乱太郎』『ふしぎの海のナディア』各種ライセンシング