メールをもらった
悲愴感が漂っていた

今、先生から話がありクラス5だそうです
...

息がうまくできなくなった
なんで本人にそういう話をするんだ
病院の対応に怒りを覚えた

母と僕の思考回路は似ている
答えに向かうアプローチが同じなのだ

クラス5?
5?
お父さんが見つかった時は末期だった
4だった
その上?
既に死んでいるに等しいじゃないか

妹から連絡がきた
泣いていた

数字にとらわれた哀れな解答の導きかただ
そして無知とは怖い

先ずは把握しようと思った
ステージ5の人間にしてあげられることはなんなのか
ステージ「5」
???
そんなものはない
ステージは4までしかない
4a、4b
それで終わりだ

クラス?
...

ステージとクラスは違った
勘違いしていた

ステージはガンの広がりや大きさを示すもので、4までしかない

クラスとは細胞がガン細胞なのかどうかを表し、簡単にいうと下記。
> 1はガン細胞ではない。
> 3はガン細胞の疑い。
> 5はガン細胞である。

疑わしい細胞を検査したら、ガン細胞でしたってだけ
ガンがどこまで広がっているかを表すものではない

最初の報を聞いて脱兎のごとく病院に向かった僕の奥さんにそのことを伝え、仕事に戻った

後から聞いたが、やはり病室では母と妹が絶望に暮れ、真っ白になっていたらしい
僕と思考が一緒ならまずそうなる
奥さんはすぐ担当医に「クラス」について説明させたのだという

無知とは怖い
説明不足の医者にはやはり怒りを覚えた