いそがしさに埋もれて
充実してる満たされてる
満たされて、る?
きっと

きっと



あと3時間、
終わってしまう

1年が経ってしまった
気づけばもう
ううん、まだ1年

名残惜しいような
はやく
越えてほしいような
もどかしい心持ち

かけ上ったはずの
坂道を
また見上げる
走っても走っても
僕はただ、ここにいる

ちょっとくらい
進んだかな?
前に。
なんて

たまに
自惚れてみたりする

だけど
前ほど自信なんてないし
明日を
見失うことも
きのうに
泣くことだって
増えていくばかりで

揺らがないことが
虚しくもある
あんなに
揺らぐことを
恐れていたのに
こんな
揺らぐことを忘れた今
なにも
思いつかない

もう
たぶん
終わってしまった

ただただ
愛した人がいて
その少女も今は遠くて
哀しい記憶もやっぱり大切で
今だって溢したりしないように
抱きしめてる

ぎゅっ、と。

「夢見た朝を憶えてる?」

なんて

いつか
世界は終わるし
そして
僕も終わるけど

願いは降り積もる
雪のように
しろくて
やさしくて
あったかくて
つめたくて
穏やかに
景色を、変えていく

何か
得たものがあっただろうか
与えられたものが
あっただろうか、誰かに

波のように
押し寄せてくる感情で
傷つけて
それすらも
忘れたフリをして
穢れた身体すら
罪の中に隠して

逃げてきただけだった
きっと、ずっと、

それでも
愛してくれるなら

うん
たぶん
愛されたかった
愛されたかったの
だけど
愛されるの
慣れてなくて
苦手で
やっぱり逃げて

またここに立ってる

だけど今
言えることは
僕は独りではなくて
それがほんとうに
誇らしくて
うれしくて

ほんの少し前には
誰にも何も
相談なんてできなかったし
しなかったけど
今ならもう少しだけ
僕の心を預けられる
信頼できる人も
今はたくさんいるから

パトラッシュを道連れに
この町に逃げ帰ってきたけど
よかったって思う
日々はせわしくも
鮮やかに過ぎていくから

パトラッシュも
2歳になったよ

あれから
2年が経ったよ

僕も
25歳になるよ

おやすみ
今日までの僕

明日はまた
新しい僕で逢いませう

愛してる、みんな
だいすきです

dekuji vam


picka