海外妻 わかってほしい孤独感 手放すための5つの法則 -2ページ目

海外妻 わかってほしい孤独感 手放すための5つの法則

海外妻の私たち、頑張りすぎていませんか?狭い日本人社会、本音が言えない人間関係、家庭内モラハラ、DV、ひきこもり、浮気、ダメンズ国際結婚、離婚などなど。辛い問題いろいろあれど頼れる人は少ないもの。その孤独感、いっしょに紐ときましょう。

みなさま、こんにちは。

 

海外妻孤独感克服アドバイザー、はるみです。

 

年明け、みなさまは、いかがお過ごしですか?

 

ここオタワは、

 

いやぁ~、本当に寒かったです、昨日は。

 

最高気温のマイナス22度、体感気温マイナス30度ですした!目

 

想像できないと思いますよ、みなさま。

 

極寒の警告が出ているほど。

 

 

本日、1月7日日曜日、

 

マイナス18度、暖かくなりました。。。あせるあせる

 

 

さて、本日のお題「謙遜(けんそん)」。

 

日本の美しい文化のなかに、「謙遜する」という言動があります。

 

自分、自分の家族、自分の会社などを外の人にむけて、

 

立場を低く設定し表現する、という言動です。

 

 

 

例えば、

 

「すばらしいですね」なんてほめられると、

 

「いやあ、大したことないんですよ」と言ったり、

 

「奥さん、お綺麗ですね」なんて言われると、

 

「そんなことありませんよ~」なんて言ったり。

 

 

 

自分の差し出す贈り物を

 

「つまらないものですが」と言ってプレゼントする。

 

 

今はあまり使わないと思いますが、

 

「うちの愚妻が。。。」なんていう言葉もあったほど。

 

 

これは自分の立場を低くして、

 

相手の立場を上げる、つまり、敬語の一種ですよね。

 

 

しかし、こちら北米では

 

この謙遜は全く通用しません。

 

言ったことは、そのまま、理解されるからです。

 

 

 

私も、謙遜して、夫のことを表現し、

 

「この人、ご主人を愛してないのね」と思われたであろうこと、

 

結構してました。(汗)

 

 

「つまらないもの」と英語やフランス語でいって

 

プレゼントを渡したら、不快な顔をされてしまいます。

 

 

「言ったことが、そのまま伝わる」、

 

言葉はその人が現在思っていることの表現である、はずですから。

 

コミュニケーションの基本ですよね。

 

 

 

これを普通に日本人同士で使っているときは、

 

気になりません。

 

 

でも、同じ価値観がない場所、

 

この価値観がない人につかうと、

 

自分の過小評価につながり、

 

自信のない人となります。

 

 

 

その先には、

 

「こんな私ですが、、、」とか、

 

「みんなより下手ですが、、、、」とか、

 

こんな言葉をおいてから、話を始めたりする。

 

 

 

そんな習慣ができてしまったら、

 

ますます、自分への過小評価につながってしまいます。

 

 

 

また、自分を低く設定して、周りに宣言し、

 

がんばらなくてもいい状況をつくりだし、

 

人間関係を続ける。

 

 

これには、あるメリットにつながります。

 

「できない人」でいることへのメリットです。

 

 

そうです、

 

あれこれ責められない、

 

あまり自分からしなくてもいい、

 

誰かが助けてくれるだろう、

 

自分は今のままで変わらなくてもいい。

 

 

本気でやりたくない自分をごまかす言動ですね。

 

 

つまり、進歩がない、当事者意識が薄い生活、

 

今日という日は

 

昨日とも、先週とも、変わらず同じ、につながりますよ。

 

 

 

また、「謙遜する」みたいに、

 

思っていないことを文化だからと言葉にすることの根底には、

 

「察してもらえる」気持ちがあります。

 

 

 

そして、「つまらないものですが。。」と言われた方も、

 

ああ、謙遜してくれてるんだな、と理解し、

 

本当にいただいたものが、「つまらないもの」とは思っていません。

 

多分、謙遜して、つまらないもの、と言いながらプレゼントを差し出す方も

 

つまらないものと、思っていない、と思います。

 

 

「私の言ってることの意味がわかっている」

「察してもらって当然である」

「言わなくてもわかってもらえてるはず」があります。

 

 

何がいいたいかというと、

 

「謙遜」はその習慣が通じる人のみに使えます。

 

「謙遜」はあくまでも、文化的な言動。

 

「察してちゃん」が大いに潜んでいる言動です。

 

 

しかし、「謙遜」のつもりでも、

 

その思考が習慣になってしまい、

 

いつも「自分を過小評価する」するようになれば、

 

自信のない人の道、まっしぐらですよ。

 

自分へのダメ出しが多い方は、特に要注意です。

 

 

「謙遜」と「自己価値が低い」は

 

全く別物です。

 

 

 

また

 

「謙遜」「控えめ」イコール「能力がない」「やりたくない」

 

と判断されることがとても多いです。

 

同じ行動でも、判断は全くちがってきます。

 

私達の「当たり前」は通用しません。

 

 

 

同じ価値観を共有する目上の方には

 

へりくだる美しさをもちながら、

 

正々堂々と、

 

相手を尊重しながら

 

自分の気持ちを言葉で表現する強さを

 

常に持ちたいものです。

 

 

 

これは家族のなかでも

 

最も大切なことだと私は信じています。

 

 

 

今日一日、笑顔の一日なりますよう、

 

心より応援しています!