はじめての記事は、大好きなゆずのNew Album「2 -NI- 」について。


2-NI-(初回限定盤)(DVD付)/ゆず

¥3,675
Amazon.co.jp

素晴らしい完成度。
1曲目から最後までの56分間、気持ちよく聞くことが出来ます。
特に、1曲目のOvertureから7曲目の慈愛への旅路までの流れに注目。
メドレーの様に自然に曲が移り変わっていってとっても心地いいです。

アルバム全体では、①桜会~慈愛への旅路 ②1か8~マイライフ ③影法師~背中の3つの段落にわかれていて、HAMOとHey和は、OpeningとEndingのテーマソングという印象を受けました。

いろいろなジャンルにチャレンジしていても、すべての曲にアコースティックギターの音が効いて、そこにゆずのこだわりが感じられます。

私が好きなのは、うーん。
はじめは、「HAMO」が好きだったけど、今は「代官山リフレイン」がお気に入り。
明るくてポップな曲調なのに、必ずせつない気分になってしまうのは彼らと同世代だからなのか。
でも、最後は暖かい気持ちになる。大人のシュビドゥバという感じかな?
昔はよかったなっと思うよりも、昔があったから今があって、今の自分もいいんだぞって思えるように日々を過ごしたいものです。
この曲の中で使われている民族楽器(Irish Flute?)の音がすごく好き。

「HAMO」はすごく哲学的な気持ちになる曲。
認め合い許しあうことって大事だよなっと改めて思いました。思ってても難しいことだけど。
人が生まれて、大切な人と出会って、新たな命が生まれて、続いていく命のリレー。
こういう世界観が最近の北川さんの曲にはよく出てくる気がする。
お父さんが亡くなって、姪っ子ちゃんが生まれたことからつながってるのかな。

人は時に暗闇に迷い、一筋の光をもとめ、悲しみを胸に秘めて歩いてゆく 
この部分がとっても好きです。

「彼方」は新しいアプローチ。
ケツメイシの様な、キマグレンの様な感じだけど、ハモるとやっぱりゆず。
いろんな意味に受け取れるような歌詞が、北川さんにしては珍しいなと思いました。
この曲もとってもお気に入り。気持ちいい感じ。朝に聞きたい。

「彼方」から続く「蜃気楼」も短いけど、とってもキレイな曲。

「1か8」はメロディがかっこいい。
岩沢さんらしい言葉遊びと、ぴりりとシニカルなフレーズが、アルバムの中でいいアクセントに。
4の5の言う前にいちかばちか、そうさ1か8 のところがお気に入り。
あと246はうちの近くなのでちょっとうれしい。

「第九のベンさん」は、80年代のバンドっぽい感じで、懐かしい雰囲気の曲。
トライセラトプスは好きなバンドなので、コラボはとってもうれしい。
明るくて楽しい応援歌なので、ライブも楽しみ。

「背中」は1番印象的な曲。
この曲は、どこで聞いていても涙が出てしまうので、困っています。。
でも悲しいんじゃなくて、とっても暖かい気持ちでいっぱいになる。
北川さんと北川さんのお母さんのことを思ったり、自分の母親のことを思ったり。

今大きな人生の分岐点に立ち というフレーズは結婚のことなのかな。
北川さんには本当に幸せになって欲しいです。

「背中」から「Hey和」へ。

わたし「Hey和」は、嫌いなわけじゃないんだけど、あんまり聞けなかったんです。
気軽に聞ける曲じゃないので。

だけど、アルバムの最後にこの曲が流れると、不思議にとっても自然に聞くことができる。
ゆずのアルバムのマジック。

神は僕らの心の中にある

いろんな誤解を生むかもしれないけど、勇気を持って使ったと言っていたこのフレーズにはちょっと共感。
戦争って、宗教的な争いから起こることが多い気がしていて。
自爆テロとか、国の内戦とかね。

だけど、神様は自分や大事な人や子供たちの中にあるんだ
そう思うことによってもしかしたら争いは減るのかな?
などと、がらでもないことを真面目に考えたり。

特典DVDで「平和とは、家族でごはんを食べれること」と言ってた体験者の方の言葉が印象的でした。
何でもない当たり前の日々を守ること。

捨てない 希望 守り続けてゆく

平和はみんなが願うことからはじまる。
まずは、大切な人を思うことからはじまるんだなっと思いました。

以上、感想。

とにかく、今回のアルバムはやばいです。
ゆずのアルバムの中でも一番かもしれない。

こんなに素晴らしいアルバムを作ってくれて本当にうれしいし、感動しています。
本当にゆずを好きでよかったと思える1枚。
2011年1月1日
日記代わりにブログを開始。
少しずつでも毎日続けられればいいと思います。