夫の本 | ちっぴのブログ☆CHIPILOG

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美しい大人を目指す私の日々

イモリは両生類ですポイント


中学生の時、覚えたっけな~。


ヤモリは確か爬虫類。


ヤモリのほうはあやふやだが、イモリのほうは間違いない。


当時、バラエティアイドル、略してバラドルというのが出現し流行っていた。今のAKB48くらい人気があったように思われる。代表的なバラドルは、山瀬まみ、森口博子、井森みゆき、そんな感じだったはず。


まさにこの井森みゆきさんのおかげで、あれから20年近く経つ今も、イモリは両生類とはっきりと記憶しているわけであるアカハラくん


「井森さんは、おもしろバラエティ番組も、マジメなドラマも両方いけるタレントで(清純派アイドル出身だよね?)、どちらの方面でも生きていけるから、両性類なのだひらめき電球」とこじつけて暗記した中学生の私。すごいですね、こじつけ暗記というものはビックリマーク時が経っても、すたれません。





なぜに突然イモリかと言いますと…


お恥ずかしい話であるが、最近、この年にして初めて志賀直哉の本を手に取った本


振り返れば、友達の中には、彼の「暗夜行路」が一番好きな本だと言った知的な人もいた。


私が読み始めたのは短編集で、昨日の帰りの電車の中、文豪との対面に胸ときめかせながら「城の崎にて」のページを開いた。


が、小さい文字がびっしり並び、どうも話の中に入り込んでいけないガーン


今晩、何食べよう、明日の休みにやることは…、本とは関係のないことばかりが頭に浮かんでくる。


いけない、いけない、と本に戻っていくなかで、一番ハッとしたのがイモリという漢字。見たこともない難しい漢字で、しっかりルビがふってあった。(今、ネットでその漢字を探してみたが、見当たらないので常用漢字ではないらしい。)


それに続いて、またまた余計な過去の回想が始まってしまった。





文豪、すみませんしょぼん


先生のお話は、私にとっていささか難しすぎたようです汗


おそらくテーマは「生と死」でしょうか。


話の中にイモリがでてきたことは、きっと忘れません。





そもそもこの本、ハズバンドが彼の実家から持ってきた。


いつだったか、見るからに古そうな年季が入った文庫本をわっさり持ってきて、すべて彼の本だと言う。


「あ、これ読んでみたかったんだよね~ニコニコ」という本がたくさんあったが、よくよく考えると私がまだ読んだことのない本を彼はずいぶん読み込んでいるではないか!!


「これ、全部読んだの?」と彼に聞いたら、


「もうストーリーとかは忘れちゃったけどね。」と事も無げに答えていた。


好きな人が読んだ本を読むってステキドキドキというレベルを通り越し、私は悔しくなった。


ハズバンドは、私が思っていた以上に文学少年だったのだ。





今年の春は、文学の春になりそうですチューリップ赤


彼が持ってきた本は、すべて制覇するつもり。


というか、一体何なんだ、このライバル意識はてなマーク


かつての文学少年は、昨日の夜から大きな大きなクラブに遊びに行き、まだ帰って来ていません。誰だかっていうDJが来ているそうだ。


もう昼すぎでっせ~晴れ時折みせるそのパワーの源、教えてくれよベー




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とりあえず、堀辰雄の「菜穂子・楡の家」は読み終えた。

拍子抜けするくらい、あっけなく終わったが、

文学とはこういうものか…?