ウエディング日記 | ちっぴのブログ☆CHIPILOG

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美しい大人を目指す私の日々

先週末、ハズバンドと札幌の実家に帰り、結婚式場を決めてきたうふ


子供の頃から憧れ続けたマイ ウエディング教会


東京生まれ東京育ちの彼が、我が故郷札幌で結婚式をやりたいという私の希望をすんなり受け容れてくれたことには、本当に感謝しているの。


たった一軒、ここでしょうポイントと二人で下見にいった会場は、見た瞬間に気に入って即決。希望の日にちも時間も空いていた。ツイている。


案内してくれたお姉さんが、


「ドレスは早めに決めたほうがいいですよかお


なんて言うもんだから、翌日さっそくドレス屋にも行って来た。フワフワのドレスに囲まれて、顔のニヤニヤは止まらない。生きててよかった~。結婚って幸せね~ラブラブ!完全に舞い上がった私は満面の笑みをたたえ、改めてハズバンドに礼を述べた。お嫁にもらってくれて、ありがとねラブラブ





と、言うような文章を、東京に戻り、空港から自宅へ向かうバスのなかで、すぐさま携帯メールに打ち込みはじめた。あまりに嬉しかったものだから。


昨夜、その下書きを推敲したり写真加えたり、相当長らくパソコンにかじりついていたものの、どうも筆が進まないムッ

夜遅く帰ってきたハズバンドがテレビをつけて食事するのを横目に、


「私、ブログのテーマにウエディング日記を追加することにしたのひらめき電球


とパソコンに向かいながら伝えたら、


「それ、時間かかりそ~汗


と生返事が返ってきた。


結局、好きで書いてるブログなのにアップできず、イライラしながら床に就いた。彼はお見通しだったのである。





どうした、私?まったくもって、どうかしている。


その行き詰まりようといったら、林真理子センセイのエッセイを読み返すほど。師匠に教えを請うかのごとく、今朝、出勤前にバッグに彼女のエッセイ二冊を放り込んだ。


朝の通勤電車で、週刊文春で連載された「夜ふけのなわとび」を読み始めたとき、私の背後にカップルが陣取ってきた。


んま~、このカップルのおしゃべりが、気に障ってしょうがないむっ

話、聞いちゃうじゃんよあせる


声の感じでは、そう若くはない年増のカップルだぜ~(と言っても、私と同じくらいの年齢だと思うが…)。いい大人が、朝のしんとした不機嫌な満員電車で、パスポートがどうとか、旅行がどうとか、はたまたワンピース(たぶん漫画のワンピース)がどうしただとか、公衆の面前でトーク繰り広げることもなかろうに。


とにかく静かにしておくれ。こちらは大真面目に読書したいのよむかっ


…というか、君たち、そもそもどんなカップルなのよ?お顔見せてごらんなさいよ、と意地悪な感情が芽生えてきた。


どのタイミングで振り返ろうか、様子をうかがいながら中途半端に文字を目で追っていたそのとき、ハッとした。エッセイのなかでセンセイは、「女は、底意地の悪さで生きている。」と結んでいた。


まさに、私のことではないか叫び


しかも私ときたら、一回目に読んだときに、そこにラインまでひいていた。


聖人みたいな素晴らしい女性もいるけどさ…


うーむ、やっぱウエディング日記なんてやめておこう。





と思ったのも束の間、帰りの電車で「ウエディング日記」を読んで、決意は簡単に砕け散った。


女に厳しく毒舌の林真理子センセイでさえ、自身の結婚式前の気持ちをウキウキと書いている。初々しく、可愛らしくのろけちゃって、読んでいるこちらは鳥肌がたつこともしばしばであるが、ハッピーな気持ちが伝染したのも確か。何だかんだいいつつ、二回も読んじゃったわよ。


人は、一生に一度の晴舞台の前に、幸せを綴りたくなるんですえんぴつ

素直に書けばいいのよね~O

ちっぴのウエディング日記、大いなる自己満足ということでご理解いただければ幸いでございます。



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札幌では、もちろん連日に渡って飲んだ。
両親と我々、4人で4本のワインを飲み干したあと、
札幌の街の真ん中で観覧車にのった。


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がんばれ、ノルベサ!!
お客さんはほとんどいなかったけれど、営業を続けてね。
夜の観覧車は最高だから。