鴨なべ - 神田「浜よし」 | ちっぴのブログ☆CHIPILOG

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美しい大人を目指す私の日々

昨日、食通のBさんが鴨なべの会を開いてくれたカルガモ(親)


鴨というのは、季節限定ものらしい。


鴨セイロは食べたことがあっても、鴨なべはいまだかつて食べたことがない。美食家Bさんが絶賛するするんだから、きっと間違いないお味だろう。


と、参加者9名それぞれが、それぞれの思いを胸に秘めて、神田浜よし に集合したI ラヴ 神田





まず、お店の外壁に20~30羽吊るしてある鴨に度肝を抜かれ、この道何十年という風情の寡黙そうな大将と、割ぽう着を着た女将さんに、私は少々ビビリ始めた。


とにかく、年配の人がやっている老舗らしきお店には弱いんですのガーン


食べ方が違うとか、注文したものを残して、怒られたらどうしよう。


うるさく騒いで、注意されたらどうしよう。


実際、そんな経験ただの一度もないが、なんとも気の小さい私である。


そして、私の心配はまったくもって無用であった。こちらのお店の大将と女将さんはものすご~く優しくて、気持ちよく食事は進む。





8000円のコースは毛ガニでスタート。続いて、立派な刺身の盛り合わせ。


この二品だけでもお腹いっぱいになりそうなボリュームで、そのうえ美味。珍しく熱燗をすすりながら、舌鼓を打つお酒





大将が、死んではいるけどまだ羽のついた鴨をガバっと持ち上げた時、私のとなりに座っていたMちゃんが、「写真撮りたいビックリマーク鴨をさばくところを見たい!!」と、大将に近づいていった。


…す、すごいアップ私には、鴨を切りさばくところ見る勇気もなければ、「素人が神聖な厨房に近づくんじゃねぇむかっ」なんぞと大将に怒られそうで、近寄ることすら出来ないもんね。物怖じしないMちゃんには、憧れに近い感情を抱いた。






ちっぴのブログ☆CHIPILOG-201002052046002.jpg 大将は快く厨房に我々を招き入れてくれた。


カシャカシャという写メを拒否することもなく、親切に解説を加えながら、鴨をさばく。


ビビッていた私もみんなに便乗して、その芸術的な鴨さばきを拝見したが、まぁ~、素晴らしい職人芸キラキラ☆


一寸の迷いもなく的確な場所に包丁を入れ、羽をはがして中のお肉を取り出していく様子は、芸術的と言っても過言ではない。血がほとんど出なかったせいもあるが、恐怖感はまったく感じなかった。


ちなみに、大将自ら撃ちに行くという鴨は二週間吊るして熟成させるそう。





初めての鴨なべ、そりゃあ、おいしいですともニコニコ


カットされたばかりの鴨肉は、レバーやハツなんかの部位も入っていて、場所によって食感も味も異なる。大将の実演を見た後だから、感動もより一層。



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でもなんと言っても、〆の雑炊が最高だったドキドキ
もともと、お粥・リゾット・雑炊系には目がないの。




Bさん、鴨なべの会、本当にありがとうございました音譜


いや、それが…


鴨なべと同じくらい印象的だったのが、私のとなりに座ったMちゃんでして…。愛想もよければ感じもよく、女の私から見ても、とてもカワイイ。


後で年齢を聞いたら、私よりかなり若いことが発覚ひらめき電球


どおりで、カワイイわけだ。


いつだったか、知り合って数年になるちょっと年上のお友達に、「ちーちゃん、なんか昔のキャピキャピ感がなくなった~。」と言われたことがあった。その時はあまりピンとこなかったが、今ならよく分かる。


無性に悲しい気がしてきて、帰りの電車で、


「あたし、なんか年取ったのかも。Mちゃんみたいにキャピキャピできなくなったしょぼん」とハズバンドにこぼしたら、


「いんじゃねぇの、それで。年相応ってもんがあるだろう。」と返ってきた。


あぁ、カレに出会えてよかったわ~ラブラブ!結婚できて、よかったな~ラブラブ


って、今日のテーマは、鴨かノロケかはてなマーク


おあとがよろしいようで~。ははは~