カルトナージュ![]()
厚紙を組み立てた箱に布を貼るフランスの伝統工芸、だそうです。
最近刺繍を習い始めた同僚のN子ちゃんに、カルトナージュのことを教えてもらいました。そしてこの度、彼女の刺繍教室Jeu de Fils
さん主催で、フランスから手芸作家のソフィーさんを招いて、カルトナージュのワークショップがあるということで、N子ちゃんにくっついて行って参りました。場所は神保町の手芸本専門店、アートブックショップ
。全てが未知の世界!
花柄
刺繍
リボン
レース![]()
という女の子らしいラブリーなテイストに囲まれて、時間をかけて丁寧に、箱を作って、布を張る。小学生の自由研究以来、久々の工作という感じ。ものをつくるってこんな感覚だったわ!ソフィーさんは優しくて親切だし、なんとか自分の作品も出来あがって、とっても満足です。
ソフィーさんのお友達で、手芸洋品店をやっているクロードさんも一緒に来日し、ワークショップの傍らで、ボタンやリボンを販売していたんだけど、私を魅了したのは、トレビアンなポストカード。彼女のお店のオリジナルなんだって。ってことは、今買わなければ一生買えないかも知れない!ごっそり買い込んでしまいました。
今日の私の作品と、ポストカードの一部![]()
ワークショップのご案内には、
『ソフィー曰く Pouee Cherieは大事なものをいれる「宝物の箱」。
彼女が大切にしているお人形やボタンで箱を飾っているように、箱につけてみたい小さな宝物(ボタンやチャーム、クロモ、レース、リボンなど)がありましたら、お持ち下さい』
と書いてあり、自分の小さな宝物を探したけれど、思いついたのは、「へその緒」とか「抜いた歯」とか可愛らしい箱には、そぐわなないものばかり。あとは、大阪へ行ったときに買ってもらった携帯ストラップの道頓堀人形。ストラップが壊れて行き場がなくなっちゃったのさ。
どーして、こんなものばかり思いつくのか、自分の思考回路に嫌気がさしたけど、出来上がったこの箱のおかげで、私、ラブリーワールドの住人に変わりましたの。(余計なものは一切つけなかったよ。)
カルトナージュをする、そういう時間を愛おしむような生活をしていきたいものです。
