私は、2人きょうだいの長女で
4歳下の弟がいます。









きょうだい喧嘩をすると
いつも私ばかり、叱られていました。








母は、何かというと
私に「お姉ちゃんなんだから」








そう言って、いつも私にばかり
我慢をさせるのです。
子どもなりに、ストレスがたまります。



私もこういう髪型だった。







あまりにも、叱られてばかりだから
私はひねくれて考え始め








「私は、ここの家の子どもではないんだ。
こんなに私ばかり、叱られて
本当のママは、たぶん
天国にいるんだ。」








本当に

そんなことを思いながら
陰で泣いていました。



家の感じも、実家に似ているわ。







昭和50年代、田舎の子どもって
雑に育てられていて







親の言うことを聞かないでいると







大人たちから
こんなふうに、言われるのです。







「おまえは、橋の下から拾ってきたんだ」








私も、言われたことがあるし






周りの友だちも
そんなことを言われた経験が
あるみたいでした。





 

昭和の子育ては
子どもに対して
「言ってはいけないこと」を
バンバン言っていた時代だと思います。










「天国のママ…ぐすん」?








私は間違いなく
両親の子どもだし









どう考えても
顔立ちも、母にそっくりなのですが






「やさしさ」を常に求めていて





「本当のやさしいママ」は
天国または
この世のどこかにいる。
そんなことを妄想していました。







こんなことを考えるのは
単純に






当時やっていた
テレビアニメの
見過ぎなのです。






自分を「かわいそうな子」と
見たてて
悲劇の主人公にしていたの。







実は、家族から愛されて
本当はとても、幸せなのに。







私は、自分が子どもの頃の「気持ち」を
いろいろ覚えているから







それを思い出しながら 
「ひとり息子」を育てました。







乱暴なことを息子に言ったこともないし
ひどいことを息子に言われた覚えも
ありません。








「おまえは橋の下で拾ってきたんだ」なんて
言おうと思ったことも
ありません。








「昭和」って、強烈で
すごかったなと思います。






そんな時代に
私たちは育ってきたから






なんだかんだ言っても
いま、強いのかもしれません。






「おまえは橋の下で
拾ってきたんだ」






皆さまは、子どものころに
言われたことがありますか?






立派な大人になられた
素敵な皆さま
いつもありがとう😊❤️