早速ご無沙汰しております。
今回は、妊娠・出産に関連することを書いてみます。

助産師の同期の言葉・・・「『妊娠に安定期なんてないと思っています』って先生が言っていた、厳しいこと言うなぁって思ったけど、ホントにそうだね」。

本当だ本当だ。本当にそうだ。(T_T)今回は身を持って感じています。

仕事をしていたときには、いろんな経過をたどる妊婦さんをたくさんみてきました。
妊娠をすること、正常に妊娠が経過すること、母子ともに無事に出産することが、どれだけ「ふつうのこと」でないかを間近で見てきました。

第一子のときは、ありがたいことにそれはそれは順調な経過でした。周りのサポートや心遣いのおかげで、妊娠期を無事に過ごせ、母子ともに無事にお産もできました。

今第二子妊娠中、9ヵ月に入っていますが、今回はまるで経過が違う。
いわゆる「安定期」、5カ月の半ばで突然の出血。なんか湿ってるなぁ~と思ったら、まさかの血・・・この時期に何!?最悪の状況も頭をよぎりました。冷静に、その日の予定を全部キャンセルし、いろんなところに電話をかけ、最悪の状況も踏まえいろんな物を準備し・・・冷静な行動をとっていましたが、いざ受診に行く車に乗り込むと涙が出てきました。
受診の結果は、胎盤からの出血、ひとまず赤ちゃんは無事だったのでよかったのですが。

その後2週間あけて再び出血。今度は切迫流産でした。→流産が切迫している状況。
初めてお腹の張り止めを内服し、大人しくしていました。

しかしし出血は毎週、週の後半になるとぶり返す・・・ 年末はついに、自分のこと以外は周りにやってもらうように →すなわち自宅安静 との指示が出ました。
夫の実家、自分の実家に「入院」させてもらい、超活発元気過ぎる動きたい盛りの1歳の息子を完全にみてもらい、自分は寝ているだけの生活をさせてもらいました。(周りのサポートは本当に重要、うちは非常に恵まれていると思います)それでも出血は断続的にあり・・・ 
トイレに行くのが正直怖かったです。

こんな状況がしばらく続きました。
2月に入り、内服も中止、徐々に普段の生活に戻すことができましたが、3月、9ヵ月に入ったところで今度は「恥骨痛」(>_<) 自分で触っても恥骨が離れているのがわかりました。
骨盤が相当ゆるんでいる状況・・・痛くて寝返りが苦痛苦痛、一度横になったら二度と起き上がれない!という痛み。この程度は「マイナートラブル」です、命にかかわることではありません。でも痛いのは痛い・・・日常生活には確実に支障をきたしています。

命に直結するもの、そうでないもの、程度はさまざまではありますが、妊娠中はいつ何がどのように起きてもおかしくない。「妊娠は病気ではない」わけですが、妊娠をしていること自体、リスク。やっぱり妊娠に安定期はないんだと、改めて痛感しています。赤ちゃんを宿している期間、大事に大事にしていかなければ。