ブログ、ご無沙汰しました。実家に帰っていました。
というのも、実家で飼っていた愛犬リーちゃんが月曜日に永眠しました。
家族で看取ることができて、苦しまずに逝けたようで、それだけが救いです。
リーちゃんは13歳。わたしが中学生の時に生後1ヶ月半で我が家にやってきたヨークシャーテリアです。
ていうても、こじゃれたヨーキーじゃなくて、毛はチンチクリン、体は中型犬くらいの大きさもあるヨーキーで、一応血統書付きですが、「ミックス犬?」とよく聞かれるようなワンコです。
4歳の時に癲癇を発症。先天性のものとわかり、以来ずっと服薬していました。
時々起こる発作は本当に辛そうで、いつ死んでもおかしくない状態がずっと続いていました。
食い意地が張ってて、イタズラ坊主で、家族みんなに怒られ愛されていたリーちゃん。
ポコちゃんを妊娠中はよくお腹を匂って吠えてたし、生まれてからはヤキモチがすごかった。
少し前に母から「リーちゃんご飯食べんくなった」とメールがきて、病院にかかることを勧めました。
で、その日の晩にかかりつけの病院に行ったそうです。
そのときに先生から「あと2、3日」と言われたそうです。
お腹に悪性の腫瘍がたくさん出来ていて、血液検査の結果、数値が低く麻酔もかけられない状態だったそうです。
手の施しようがもうなくて、それならば家で看取ってあげようと連れて帰ってきました。
その連絡をもらって次の日に実家に帰りました。
3連休の中日で、父と弟は出かけていました。
ずっと寝たきりで、目もうつろ、トイレにも行けない状態やったのに、父が帰って来た時に顔をあげていました。
夕食の時もダイニングに来ようとしていて、父がリーちゃんを抱っこしてご飯を食べました。
そして次の日、弟が帰ってきて、
夕方に苦しそうな息遣いになり、父・母・わたしが見守る中、眠るように逝きました。
発作の時のように苦しんで死んでいくのではなく、本当に眠るようにスッと逝ったので、よかったねって家族で言いました。
まだまだ生きていて欲しいけど、病気で辛かったのならやっとラクになれたのかな・・・
だんだん冷たくなっていくリーちゃんをずっとずーっとなでていました。
夜に弟がリーちゃんをお風呂に入れてくれてキレイにしてくれました。
リーちゃんは小学生やった弟が選んだワンコで、散歩もお風呂もホンマよく世話をしていました。
だから、「最後にお風呂入れる」と言ってくれて、目やにで汚れた顔も、体もキレイにしてくれました。
一晩一緒に過ごし、翌日お葬式をしました。
兄と弟は仕事で来れませんでした。
昼間に母とリーちゃんを箱に入れ、お花をたくさん敷き詰めてキレイにしてあげました。
夕方に父が帰って来てくれて、ポコちゃんと4人でどうぶつ霊園に行きました。
火葬をしてもらって、お骨を拾って、共同墓地に入れました。
たくさんのお友達と一緒のほうが寂しくなくていいと母が言ったので、共同墓地にしました。
お骨は、しっかり残っていて安心しました。
もう足もしっかりしていなかったし、爪もスカスカになっていたので、もしかしたら骨はあんまり残らないかも・・・と話していたけど、立派に残っていてよかったです。
もう触れることが出来なくて、寂しいし辛い。
やっぱり母はなかなか踏ん切りがつかず、最後のお別れは時間がかかりました。
でも、でも、
もう痛いも辛いもなく、天国で元気に遊びまわって欲しい。
リーちゃん、本当にうちの家に来てくれて、弟になってくれてありがとう。
13歳・・・大往生やんね。
幸せでしたか?楽しかったですか??
君の存在は、うちの家族にとってすっごく大きなものでした。
ありがとう、ありがとう、大好き。
忘れないからね。
そして、ポコちゃんは、たくさんリーちゃんをなでなでしてくれました。
この数日間、暗い我が家に笑顔をくれたのはポコちゃん。
ポコちゃんがいてくれてよかったよ。ありがとう。