正直、興味のあまりなかった「バクマン!」(原作:大場つぐみ、作画小畑健)だが、
(ファンの方、すいません)
大場つぐみ=ガモウひろし説、の話を知り、多少興味がわいた。
「デスノート」は、(大場つぐみの大ヒット作にして、処女作?。作画は大場健)
そもそも原作募集のコーナーから生まれた作品と認識していた。
私のイメージとしては、死神が自分のノート(帳面)に書いた名前は死にいたる、というもので、
落語の「死神」を変形させた「ワンアイディア」、という位置づけ。
とはいえ、漫画の世界では、「漫画化されていないネタは稀少」だし、
面白さを膨らますのも皆の仕事、
結果的には、小畑健氏の画力も相まって、すごいヒット作となっている。
(しかもジャンプにシリアスミステリーもののジャンルを確立?させたのではとまで思う)
で、
当初からすごく気になっていたことが一点あって、
「原作者の大場つぐみが絵コンテを描いていたこと」
確かにジャンプでは投稿者にも絵コンテを描かせる様な動きがあるけれども、
まんがにトライしたこともある私の観点からすると、
ストーリーを考える、絵を描く、それそれまあまあ出来たとしても、
「絵コンテは最も難しい」
ヒカルの碁は原作者が漫画家だった。
が、画風を考え、シリアスな画風の作家、小畑健を起用した編集の
ファインプレーだったと思う。
しかも、原作者が絵コンテが描けるからこそ、
それが改良され、より素晴らしい作品になったことは言うまでもない。
で、デスノート時にも、たしかに
「原作者の絵コンテが・・」みたいなくだりがあり、
「ん?・・」と思ったものである。
いやそりゃ無茶だろう・・」
いきなり素人に絵コンテなんて。
いくら「ヒカルの碁」でそのやり方が上手くいったとしたってさ・・・。
でもその方式で引き続きやり大成功を収めたわけで、
(原作の内容的には、私はいろいろ不満はあるが)
「あれ?デスノートの原作者も、漫画家志望?あるいは経験あるのかな?」
と思ったものである。
まあ、私としては興味を持った根拠はそれだけなんですけど。
※と描いたが、
作品内の「50才近い漫画家が持ち込み」、というのも、イメージ的に符合するかな。
他にも、過去の連載に類似=モデル的な作品がある
(私は全く未知識でした)や、
活動時期が重なっていない、などの論拠があるようです。
