7月30〜31日、
錦糸町Puppy'sにて
BUJI LOCK FESTIVAL が開催された。
まずは音楽友達のきぃっちゃん率いる
「 The ASIAN MARKET 」が登場。
爽やかなノリで、
どんどん場を盛り上げる。
楽しいMCも入り、
場がすっかり温まる。
次は私が尊敬する姫姉さんと羊飼いのバンド、
「 みつゆめびと 」
お客さんに裾を持ってもらいながら客席から登場。
ストーリー仕立てのライブで、
見る者を「みつゆめ国」へ誘う。
この方、実はとんでもない人。
頭脳明晰で教える仕事に就きつつ音楽大学で生徒もしている傍らで毎月ライブをこなしてしまう。
とにかくハンパねぇ人。
そして相方の黒川オゾンさんも、
チャリで東北まで行き復興チャリティーライブに出演してしまうとんでもない人。
とにかく「 みつゆめびと 」のライブは想像をはるかに越えている。
姫様の歌はもちろんパフォーマンス、語り、掛け合い、ギターの音色、ハモリ、どれをとっても聴いたことも見たこともない独特な感性で、見るものを圧倒する。
この2人にしか出来ない、まさに「 みつゆめ国 」の音楽なのだ。
次は「 KKK 」が登場。
トップバッターでベースを担当したきぃっちゃんが、
今度はギター&ボーカルで登場。
60's〜70'sあたりの洋楽ロック。
とにかく動きのあるパフォーマンスが目を引く。
見ているだけでテンションが上がる。
ロックだ。これはロックだ!
歯ギターまで飛び出し、
サイコーに楽しかった!!
みんなの息がピッタリで、
すごく気持ちが良い。
嫉妬するほど見ていて楽しかった!!
くっそー、羨ましい。
若干凹みつつ、フェスは続く。
独特の世界観を持つ「 みけだま 」と続き、
最後に「 草ロック 」の演奏。
「 草ロック 」が最後にブルースセッションを始めたのだが、一瞬ボーカルが不在になる。
この瞬間、ステージに行ってマイクを握りたい衝動に駆られた。
セッションだから参加してもいいはず、
でも即興ブルースなんてやったことない、
でもでも歌いたい、
でもでもでも知らない人のバンドめちゃくちゃにしちゃうかも…
などと逡巡してる間にボーカルが戻ってきた。
チャンスって瞬発力だと思う。
何も考えずにマイクを掴めば何かが起きたのかな。
んー、なんか悔しい。
いや、すげー悔しい。
あれ、やっぱものすごく悔しいかも。
でもやっぱり行かなくて良かったのかな。
ブルースって、サバンナ高橋がエンタの神様でやってた犬井ヒロシの苦悩と自由のブルースしか知らないもの。