源さんの新しいアルバムが久しぶりに出た。
最近は熱が落ち着いたので
そこまで熱心に追ってないけど
これまでも新譜が出れば買っていたし
新曲が配信されれば聴いていたので
今回の久々のアルバムは嬉しかった。
繰り返すけど熱心なファンじゃないので
深い話は全くできないんだけど
一応、ファンになって10年くらい経った。
SUNがヒットしてから今までの活動は
なんとなく追っている。
SUNで知った時も思ったんだけど
この人の音楽性の幅広さが本当にすごい。
1枚目、2枚目のアルバムの雰囲気が
3枚目からちょっと変わって
4枚目でガラッと変わった印象がある。
SUNが入ってるのは4枚目。
恋ダンスがヒットしたあとは
また作風が変わって
よりシャレオツというか
しっとりした雰囲気になって、5枚目。
そして今回の6枚目でまた変わった感じがした。
ジャンル的には5枚目に近い気もするけど
それでもやっぱり、なんか違う。
そして私は昔の曲も今の曲も好きだ。
アコギやマリンバなどの優しい音から
SUNや恋のようなノリノリ系になったのは
1つに源さんが病気で死にかけた経験が
あると言われている。
雰囲気が変わったのがちょうどそのタイミング。
全然違うけど、漱石先生も明治43年の
修善寺の大患で死にかけたあとから
作風が変わったので
それほどの体験ということなんだろう。
ただ、曲の雰囲気は変わっても
歌ってることはずっと一貫している。
私はあんまり歌詞を聞かないから
その辺の考察は他人任せにしていて
自分の言葉で表すことができないけど
この意見には私も同じ受け取り方をしている。
前にも書いたかもしれない。
源さんの曲で1番好きなのは
「日常」という曲。
2枚目のアルバムに収録されている。
恋のような最近の曲しか知らないと
ビックリするんじゃないかと思う。
ね、全然違うでしょ。
淡々とした曲と、淡々としたMV。
延々と続くトンネルを
延々と歩くだけのMV。
大きなドラマはなくて
大きく感情を爆発させるわけでもなくて
それでも何故か元気をもらえるこの曲が
私は1番好き。
あまりに古い曲なのでライブでやらない。
それが、今回のアルバムの映像特典に
この曲のライブ映像が入っていた。
(このためにライブDVD同梱セットを買った)
一昨年くらいにファンクラブ限定ライブで
ファンからのリクエストによって
演奏されたそうだ。
いまの源さんが歌う日常が聴けるなんて。
MCで、この曲は東日本大震災の年に
作ったと話していた。
だけどコロナ禍を経たいま聴くと
まさにピッタリじゃないか、と思う。
「意味がないさと言われながらも
それでも歌うの」
の部分とか、ほら、真っ先に
不要不急として切り捨てられたのは
音楽やエンタメだったし。
決して不要なんかじゃなかったのに。
このライブの日は声出し解禁日だったらしい。
客席から鳴り止まない歓声に
源さんが涙しそうになる場面もあった。
「暗い部屋でも進む 進む」
とコロナ禍の異常な日常を進み続けて
ようやくお客さんとまた会えた喜びを
ステージで爆発させる源さんを観て
改めて好きだなぁと思った。
