今になって初めてコロナに罹った。
もしかしたら今までも罹ったのかもしれないが
症状があるのは今回が初めて。
これだけ不健康な生活をしておきながら
身体は丈夫な方なので
風邪すらあまり引かない。
特にコロナ禍からマスクと手洗いうがいを
しっかりしていたこともあり
ここ4〜5年はほんとに風邪を引かなかった。
先週の土曜日。起きたら腰が痛かった。
最近腰痛の気配があったので
遂にやったか…と参った。
湿布を2枚貼ってコルセットを巻いて
出かけたものの、痛くてたまらない。
飲み会の席でバファリンを飲んだが効かない。
背中を伸ばすことができず
変に腰を曲げないと立てなかった。
これはマズイなぁ…と思いながら
寝て起きたらすっかり治った。
逆に怖い。そんなこと今まで無かった。
嘘みたいに痛みが消えて背中が伸ばせた。
代わりに今度は喉が痛かった。
私は寝る時に口が開いているので
乾燥で喉がイガイガすることは割と良くある。
今回もそれかと思ったが
普段よりも腫れが気になった。
のど飴と喉スプレーを買って出かけた。
喉が腫れていて喋りにくいので
赤坂さんとの打ち合わせでも
あまり積極的に発言はできなかった。
月曜日。仕事のために起きたら
とんでもない喉の痛みで出社を諦めた。
リモートに切り替えたは良いものの
喉が痛過ぎて何もする気が起きない。
腫れて喉の奥が塞がっている感じがする。
唾を飲み込むこともできない。
のど飴を舐めても唾液を飲めないので
辛くなるだけだし声を出すのも辛い。
それでもこの日は配信の後に
藤岡さんと話さなければならないことがあり
無理矢理、大森へ行った。
声が出ないのでゲストさんとは
全く話ができなかった。
全員帰ったあと、藤岡さんに時間をもらい
30分ほど2人で話をした。
痛いのを無理矢理絞り出しながら
なんとか話をして帰った。
火曜日。起きて、もう無理だと思った。
熱は37℃程度の微熱だが
喉の痛みが全く引かない。
食事や水分を摂れていないので
フラフラとする。
仕事を休んで朝イチで病院へ行くと
既に予約だけで20人以上いるから
昼頃にまた来てくれと言われた。
仕方なく帰ると、今度は水道工事で
断水すると業者がやってきた。
布団に横になって昼頃にもう一度病院へ。
一応検査をすると言われて
鼻の奥へ綿棒を突っ込まれ悶絶していると
「もうちょっと力抜けませんか」
と言われた。アホか、無理だゎ。
「コロナ陽性が出ました」
と言われ、思わず
「えっ、そうなんですか」
と返してしまった。
この時点で喉の痛み以外の不調は
そんなに感じていなかった。味覚もあった。
次に藤岡藤巻の心配をした。
藤巻さんに至っては3日連続で会っている。
藤岡さんも前日に30分対面で話した。
赤坂さんにも会っているので
怖くてTwitterで公言できなかった。
コロナの薬はもらえず
痰切りと痛み止めと胃薬、うがい薬が出た。
帰って早速うがい薬を使ったが
喉が痛過ぎて上を向けないのには参った。
ご飯も食べられないが薬を飲むため
スープを無理矢理飲み込んで
薬を飲んで横になった。
寝ていても喉の痛みで目が覚める。
夜から咳が出るようになってきた。
咳はうまく出せなくて
必ず一回えづいてしまうので
出そうだと思ったら台所へ駆け出し
ヨダレと鼻水と涙をボタボタさせるハメになる。
嘔吐はなかったが酸っぱいものは込み上げた。
熱はないので水曜と木曜はリモート勤務したが
とても仕事できる状態ではなかった。
水曜には鼻水も酷くなり
常に鼻をかんでいるような状態で
少し気を抜くと鼻血のように
鼻水がボタボタと垂れた。
相変わらず喉は痛かったが
空腹が限界を迎えたため
水曜の夜にはコンビニへ行って
サラダとドリアを買ってきて
痛みを我慢しながら時間をかけて食べた。
木曜には若干痛みが引いてきて
我慢できるレベルになったので
ラーメンを食べた。
金曜日、起きたら喉の痛みが消えていた。
やったー！と喜んでいたが
元々喘息予備軍なので
今度はそっちが発症して
軽い息苦しさと咳が続いた。
それでも、あの地獄のような喉の痛みと
オサラバできたのが嬉しくて
調子に乗ってポテチを食べたら
壮絶にお腹を壊した。
今日は起きてからずっと気持ちが悪く
動くと吐きそうになるので
丸一日横になっていた。
胃腸がやられているのだと判断して
正露丸を飲んで寝たら治った。
咳は相変わらず出る。息苦しさもある。
でも医者から言われた自宅療養期間は
今日までなんだよな。
軽症でこれだけ辛いのだから
重症で人が死ぬのも分かる気がした。