その日その時の体力と精神状態や、レッスンからレッスンまでの練習状況に合わせて、
その日のレッスン内容の対応をします。
教室の方針として、“将来も自分ひとりの力で音楽にする事が出来るようになる”
ですから、基本的には「新しいことは一つずつ!」で、基礎から丁寧にレッスンをしています。
特に幼児の集中力は数分と言われています。
普段のレッスンは個人のペースに合わせて進められますが、
発表会やコンクールや試験や伴奏など、
期限つきのものは、時々意図しない事に合わせないといけない時があります。
期限つきの曲を練習している生徒さん。
①「ゆっくり練習」で丁寧に弾くこと
②音楽は止まらないので「止まらずに弾く練習」
同時進行中です。
この曲で必要なものは、
ペダル・二拍三連・和音の弾き方・オクターブの弾き方・脱力の仕方・目の使い方・
誰かの演奏をCD等で聞く場合。
なんと、一回のレッスンでこれらを理解して、
お家での練習方法も含め、習得しようと一生懸命です。
素晴らしい集中力!!!
一回のレッスンで大丈夫かな?と心配になる量ですが、
アップダウンはあっても、
キャパシティの限界は、想像を超えるものなんでしょうね。
近道の方法も、遠回りが必要だったりも、それぞれです。
もちろん、「理解する事」と「出来る事」は違うので、繰り返しの練習が大事ですし、
それで終わりではなく、曲想表現も必要なので、
ひとつずつ掘り下げて丁寧にレッスンしていきます♪
無理と決めつけずに、生徒さん目線と心に寄り添って、
そして、モチベーションを保ったり上げたりするのも、講師の役割だと思っています。
ピアノを弾くときに、頑張りすぎて、息を吸うのを忘れないでね(°∀°)b