2日前に3年ぶりの舞台を終えたので、久しぶりにブログを書きます
相変わらずメンタルが弱いので、本番1週間前は腹痛があり、トイレに何度も通いました笑
ピアノ演奏の時もそうですが、本番が迫ってくると夜眠れない日々がやってきます
これで本番を迎えるなんて恐ろしい…という準備不足な状態が自分でわかるからです
どうしてこんなことを引き受けてしまったのか、やると言ってしまったのか…といつも逃げ出したくなります
もうこれが最後だ、と自分に言い聞かせ、腹を何度も括り直して残りの日々を過ごします
当日を迎えると、もう今日で最後、やるっきゃない!どうせやるなら楽しんで演じよう!という気持ちになります
前日のゲネは共演者も緊張していたせいか、全体的に不安要素が残ったので、その後少しだけ合わせをやりました
今回は短期間だったので、お互いのことを知るには時間が足りず、それでもその人の良さも悪さも少しはわかってきたところで本番を迎えました
本番当日は、足を運んでいただいたお客様には楽しい時間を過ごしていただきたい、そのためには自分自身が楽しんで演じなければ、という気持ちで臨みました
結果的には、お客様がどう思ったかお聞きするしかありませんが、自分の中では今できる100%は出し切ったつもりです
見守ってくださったお客様やスタッフの皆さん、そして演出家の方に感謝しかありません
ありがとうございました
今回は会場の都合もあり、演劇に関わる友人のみにお声がけさせていただいたので、後日ダメ出しをしてもらおうと思っています
その日の晩は、演出家が教えてくれた「演劇というものを奥深さ」をほんの少しですがわかった気がして涙が出ました
自分は本当に何もわからず、この数年やってきたんだということもわかりました
古くからある戯曲は、そういうことも教えてくれるのかもしれません
舞台は暫くやらないと思います
でももしかすると、これはやってみたい!と思うものに出会ったら気持ちが変わるかもしれません
この気持ちを留めたいと思ったので書いてみました
お世話になっている劇団の本公演は明日が千穐楽なので、最後まで全力でお手伝いしたいと思います