《ひとりひとりを大切に》
               心を育むピアノレッスン
      出口比呂子ピアノ教室《ぴあの広場》
              いつもありがとうございます

ワルシャワ蜂起博物館は、
ポーランドへ出かけた時、
ぜひポーランドの歴史を知るために
出かける場所だと思いました。




他の博物館や、王宮などには
なかなか日本語オーディオガイドが
ありません。

この蜂起博物館には日本語の
ベッドフォンを借りることが可能で
大変に助かりました。


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これが博物館の入り口です。



こちらから、入場します。
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博物館内は非常に近代的な造りで、
ジックリと見学することができます。



第二次世界大戦末期、1944年8月1日に
ナチスドイツの支配に対して、
ワルシャワ市民が立ち上がった日です。



でも、その結果ワルシャワの街は
壊滅してしまいました。



私が学生の頃に見たアンジェイ・ワイダ
監督の映画三部作の中の、


「地下水道」は市民が完全にナチスに
支配され瓦礫となったワルシャワから
逃れる為に、一般市民や市民兵が
迷路のような地下水道、ナチスも降りて
来ない汚い地下水道を最後の頼みにして潜り
逃げますが、
ナチスから毒ガスが投下されたり、
出口が分からず迷い死に、ある者は自決し、
やっと見つけた出口で地上に出て、
ナチスに射殺される。


事実を描いた映画でした。



ずっと忘れない映画でした。



「灰とダイヤモンド」はその後ナチスが去って
からを描いた映画です。



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博物館の中には、爆撃を思わせる効果音も
使われて当時の写真、映像、軍服、新聞、
武器など数多くの展示があります。




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内部は最新の映像技術や、いろんな展示の
仕方が素晴らしいです。



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これらは、新聞や本など文字として
発行すること禁じられた市民が
レジスタントとして地下で発行し続けた
新聞などを印刷していた印刷機です。





いろんな出来事があり、
忘れられない日には、
入場者が持って帰るように日付を
書いた紙が置いてありました。



頂いてきました。
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館内を見るのには時間がかかりました。

腹が空いては戦さは出来ぬで、、、。σ(^_^;)




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館内カフェで空腹を軽く満たし、、、。



本当に、、、。



ポーランド祖国を守ろうとした市民の
人々の思いが胸に迫りました。



自分は今の平和な時代の日本にたまたま
生を受け、生きている。




それは、たまたまであり。




自分はもしかしたらワルシャワ蜂起
の時代のポーランドに生まれていたら、


この映像の中で亡くなっている子供だった
かもしれない。



たくさんの負傷者を抱えて赤十字の旗を必死で
たてた病院でも狙い撃ちをして
患者、看護婦、医者全てを殺して行った
ナチス。その病院で死んでいたかも
しれない。



もしかしたらアウシュビッツで、
選別されてガス室で死んだ女性だったか
もしれない。





と、思わずにはいられませんでした。



今、普通に生きていることの幸福を


改めて強く感じました。