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《ハノン教則本》は、フランス人シャルル・ルイ・ハノンが1873年に出版し、フランス語の
タイトルは「ピアノ・ビィルテュオーゾ」で、
パリ音楽院で公式に使われたそうです。


もう、140年以上前の教則本なのですね!
クラシック音楽の世界では、100年があっと言う間のようです。

内容は、

第1部
「独立した強いタッチと素早さを各指に平均的
に与えるための予備練習」


第2部
「より高度な練習のための準備」


第3部
「最高のテクニックを身につけるための練習」

と、分かれています。


今は、やさしいハノンとして取り付き易いテキストを早くから使うことが可能ですね!


まず、1部の1~20番は白鍵のみの練習で、
手を見ずに白鍵を把握する、また、鍵盤の真ん中を弾ける良い手をつくること、響きのある良い音を弾くこと。
いつも音楽的な音で弾くこと。


また、3と4の指はくっつき易い、親指は飛び出し易いので注意をその指に集中してひけます。



慣れたら、全調の練習ができますね!
半音ずつ上がり、1オクターブずつ、片手で交互に弾いていく。
両手で無くて大丈夫。
その時に、黒鍵で弾く時の少し奥になるポジションの取り方や、黒鍵を含めた鍵盤の把握につながります。


大変な場合は、スタートが白鍵からだけの7つの調だけでも良いと思います。



そして、
ハノンで一番大事な!
スケールとアルペジオです。

4オクターブが大変な場合は、2オクターブでも十分です。慣れたら増やしましょう。

ゆっくり指使いに注意して弾くこと。
譜面を見ずに弾けるようにしましょう。


調性感をしっかり身につけます。
短調も和声的と旋律的の違いを理解します。


カデンツだけの練習もしましょう。
案外忘れるのが、この練習。
手が小さい場合は、左手はオクターブはやめて、
単音にします。



本当に基本は大切ですね!


歌の発声練習のように、指の発声練習!だと思って常に良い響く音がレガートで~~音と音の隙間があったり、手首を振ってカクカクしたりせずに~~指でレガートをしていくように。


生徒さんとの根比べ?になってきますので!


最初は少しずつから。



本番が近くなったら毎日ハノンを練習すると、
気持ちが落ち着きますよ。
小学生のお子さんから効果はあります。


昔から使われているハノン。

ただ、そのまま弾くのでは無く、目的をきちんと
もって練習すれば最強のテキストのひとつに
なると思います。



古そうで古くないハノン。



ハノンと聞いて~イヤだ!
と、ならないようσ(^_^;)生徒さんには、
チャレンジしてもらっています。