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チューリップがとてもきれいな時期ですね!


音感とは何でしょうか。

レッスンをする上で、絶対音感との言葉は良く使います。
でも、ピアノ導入期でソルフェージュを指導するときに、「音感」という言葉の意味をもう一度考えてみる必要もあると思います。

「音感」の幾つかの意味。

☆絶対音感→絶対的に聴き取る音の高さ
☆相対音感→音の高さの識別、音と音の隔り
☆和声音感→幾つかの音が重なることによってできる音の色
☆音の強弱感→音量の変化

など、もっと種類があるかもしれません。


絶対音感は、幼い生徒さんは
ラの音を基準にして、ミの音を「音のごあいさつ」や、「音あて」で身につきます。

なぜ、絶対音感があったほうが良いのか、と考えると、、、。
昔の私の体験ですが。


リサイタルでバルトークを弾いていた時、緊張していたせいでしょう。
左手のかなり飛んだバスを1音ずれて弾いてしまいました。
重要なバス。
その途端、次が出て来なくなり、あれこれさまよいました…何秒かもしれませんが。

私にとっては、永遠の時間に思えました。涙。


でも、探り弾きしていたら、あるところに戻ることが出来、あとは開き直りで!演奏終了!

ほっ、、、。

あの時の経験には、やはり絶対音感があることが助けになったのか、と思うのです。
次の音の高さが耳にあるから?


相対音感は、二つの音を聴いて、どちらが高い、どちらが低い?と比べることで幼い生徒さんも身に付けられますね!ラとミの4度の違いから入ると確実です。


あと、小さな曲が弾けるようになって大切なのが、和声音感や、音の強弱感だと思います。


和声音感は、ミュージックベルを使って主要三和音を、生徒さん、お母様、私と3人で一つずつベルを鳴らし、ぴったり響いた時に
「きれいだね!きれいな響きだね!」

と、体感することが分かりやすいですね!

時々、わざと違う音入れてー。
「きれいじゃないよー!」と感じたり。


音の強弱感も、小さな音は自分の身体を小さくしたり、大きな音でジャンプしたり!


導入期は、楽しく色んな角度から音感をのばし楽しいレッスンにしたいですね。