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武蔵小金井のさくらホールです。
「武田真理ピアノ指導法講座  Miyoshi ピアノメトードシリーズ全3回  初期導入から中間発展期の教材」



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セミナー終了後、武田先生いつも大変お世話に
なっています。
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今日の午前中は、
東京音楽大学教授の武田真理先生のセミナーに伺いました。
私は東京音楽大学出身で武田先生にお世話になり、現在は長女が門下生としてご指導いただき、
親子二代となります。


今日のセミナーは、
「Miyoshi  ピアノメトード」
第3巻、第4巻についてでした。


故三善晃先生が20年の歳月をかけて作り上げたメトードです。
最初の出版は1997年、その後に「響きの森」を合わせて、2008年に新しい巻が出来たとの、ことです。


最初の両手5本指を、中央のドから置いて、
大譜表の楽譜。
大譜表のト音記号とヘ音記号の間が、狭くなっていて、そこに中央ドがひとつ置かれている、ここから、三善晃さんの発想があり、その方が子供はわかりやすいとのこと。
本当の初歩の僅かなことでも考えて書かれています。



そして、
「二つの鍵盤の間がレ」
「二つの鍵盤の右側がミ」
「二つの鍵盤の左側がド」

と、子供が口に出していつもいうこと。
口に出して言うことにより、頭がより働くとの話しです。

初歩のスタートの段階からの武田先生の丁寧な説明が続きます。



簡単なメロディの中にもゼクエンツが入り、幼い頃から繰り返し進行を体感することが、
バッハのインヴェンションに繋がる、理屈は要らない、ゼクエンツを体感することが大事との、説明です。


生徒の簡単な片手奏の中に、

ゼクエンツ、
指うつし(指かえ)
音階(指番号と音階の関係)
スラー、
スタッカート、
呼吸、
対位法、など。


その初歩の練習方法が、バッハインヴェンションや平均律、ショパンなどにつながるとの内容が良く分かりました。





大切な音楽の要素が、初歩から反映され体感して耳を育てるように書かれています。


殆どに、指導者の伴奏譜がついており、その伴奏の響きの素晴らしさは、うっとりする程魅力的です。

でも、その指導者の伴奏の弾き方ひとつで音楽がガラッと変わってしまう。
指導者の力量が試されるように思いました。


三善晃さんの音の響きの世界に触れられることは子供さんにとって幸せですね!


今日は15:30から21:00までレッスン!
栄養をたくさん頂きました。
さぁー、がんばります!