久しぶりにリアルタイムで1話から最終話までドラマを見続けました。



「星降る夜に」



いいドラマだった。




人は悲しみに出会ってしまった時、きちんと泣くことで次に行ける



…そういうことが描かれていました。









私も弟を亡くした時、一度だけ声を上げて激しく号泣したことがある。



その時、部屋には私と9ヶ月の息子っちだけがいた。



でも、息子っちは赤ちゃんだったから私1人だけみたいな感覚で泣いてた。



泣きながらふと息子っちの顔が目に入って驚いた。



9ヶ月の息子っちが、生まれてから毎日毎日見てきた息子っちが、今まで見たことない表情をしていた。



その表情を言葉で表すなら、「心配」とか「可哀想」とか、とにかくそういう表情だった。



9ヶ月の赤ちゃんがあんな表情をするなんてビックリして私は泣き止んだ。



この子はたった9ヶ月なのに、私の悲しみを感じとっている…そして、言いようのない不安を感じているんだ、と思った。





この時のことは、多分死ぬまでずっと覚えてるかもな。