おかしいな、と思い始めたのは3年前くらいだ。

ときどき、ゴミがへばりついてるみたいに、目ん玉を動かすと、ある一点が白く

ぼわっとする。目をこすってみても変わらない。これは、よくない兆候だなぁ、と不安になりながらも、きっと気のせいだと不安を打ち消しながら過ごしていた。

まだ、その時はマレーシアにいたが、帰国することは決まっていたので、日本に帰ってから眼科に行こうと考えた。

 

 帰国後、実家に戻り、父親のかかりつけの眼科に行った。そこで検査したところ、白内障が始まっているという診断だった。父も白内障(まあ、歳をとれば誰でも個人差はあれ、はじまるものだろうが)で手術をしていたが、私はまだ一応、40代だったため、そんなに早くなってしまって!と両親から憐れみの情をかけられたのだった。

 

 白内障の症状としては、目がかすむ、ぼやけて見えにくい、二重、三重に見える、視力が低下する、視界が暗く感じる、光がまぶしい等があげられるが、大体自身の症状に当てはまっていたため、まあ、ちょっと早いけど、白内障が始まったのか、目の手術、いやだな、怖いななどと思いを巡らしつつ、とりあえず、ふむふむと納得し、子供たちに、母に苦労をかけすぎだ、もっと労われと脅しておいた。(無駄だけど一応)

 

 その後、子供たちの進学のため、京都に移り、医師からは、白内障は治らない(症状は進行する一方)ので、移転先の眼科にかかって言われた。落ち着いたところで、良さそうな眼科クリニックを探して行くことにした。

 

 ま、ここからボタンの掛け違い?が起こってしまうのだが、最初の診断は大事だと思う。