分数じゃなく…

今朝早くまでは、かなり雨が降っていましたが、
今は、『運動会日和』ですね



さて、拍子記号の話です

一般的に、拍子記号を
『4分の4』とか『8分の6』などと言っています

意味としては
『1小節の中に4分音符が4拍分入る拍子のこと』とか
『1小節の中に8分音符が6拍分入る拍子』などとなります


グループで聴音をしていた時のことです。

拍子記号の説明をする前に「今日は、4分の4拍子のメロディーを聴音してみましょう」と言ったところ、一人の元気な男の子が
「先生
4分の4って
『1』になっちゃうよ」と発言


しばし、目が点の他の子達。


確信に満ち溢れた笑顔をみた瞬間、頭から否定も出来ず、

「エッーと、算数はそうなんだけれど、
音楽では違うのよ」…

吹き出しそうになるのを抑えるのに精一杯でした

どうも、算数で分数を勉強したばかりだったらしく、みんなより先に言い出したかったようです


もちろん、拍子記号の説明はきっちりとしました

「算数と音楽は、すごく関係あるのよ～」と彼の自信をくじかないように気をつけながら



子供達を教えていると、
こちらが思いもかけないようなことが返ってきたりします

その時代、その地域などによって、子供達が返してくるものは千差万別です。


子供達を教えることに大きな責任を感じますが、
それ以上に新しい感性に出会える楽しみが勝るように思います。


ワクワクし続ける私です