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ピアノと茶道の教室Pianitea

東京の西の方で、お子様連れOKのピアノ&茶道教室を開いています。
https://pianitea.amebaownd.com/
2016年、日々のお稽古&レッスン日記にシフトして、ブログを再開しました。
たまに趣味も顔を出します(^^)/

私は耳コピが得意で、



聴いた曲のコードなんかも



ほぼ正確に聴き取ることができる。



四声体和声の聴音でも



困った記憶がほぼなくて、



子供の頃からずっと楽譜を書いてきたので、



書くことも慣れてる。



絶対音感も持ってる。



でも、受験聴音は…



苦手ではないけど、



混乱させられることもあったんです。



その理由は、



“なんだか有り得ないメロディ”



が、原因。



メロディというか音楽って、



ある程度「そう来たらこう進む」



みたいな流れとか勢いがあるものだけど、



旋律聴音はその予想を



見事にぶった斬るように作ってある。



ハイレベルになればなるほど、



その傾向は強く現れてきて、



魅力的とは言えない曲になっていく。



コレがね、混乱させられるんです。



え〜なぜにその音へ!?と



集中力を途切れさせられた一瞬で、



その先を見失う。



音の進みだけでなく、



変なシンコペーションにヤラレタ!



って人、いると思います。



だから、音楽の流れに乗りすぎず、



冷静に、冷静に、



ヘンテコなリズムやメロディに出会っても



驚かないで小節のアタマを追う。



この受験生は、入試まであと1年ちょっと。



こうして、なぜ難しいのかを分析して、



克服していって欲しいです。







さて。



聴音の弱点



「記譜速度」と「跳躍音程」



がわかったところで、



まずは音程の対策。



これは、聴奏と聴唱を実践します。



妹(ヤマハ講師)の本棚から貸りてきた、

こんなテキストも使います。



簡単なメロディを私が弾き、



生徒はそれを真似して弾きます。



2小節刻み、あるいは4小節刻みで、



音が“当たる”まで、弾き直してOK。


この本も、指の行き先がナチュラルなので、



とても使いやすいテキストでした。



ピアノが2台ないと出来ないですが、



音の幅を実感したり、



あるいは半音を確かめたりできるので、



スピーディーに解決出来るのが利点です。



ピアノが2台なかったり、



生徒の専門がピアノ以外で



鍵盤の経験があまりにも浅い場合は、



聴唱をします。



メロディを弾いて、生徒が歌う。



コレがね、案外出来ないんですよね。



ドレミファソぐらい知ってるわい!



ってみんな思ってるでしょうけど、



歌声の音程は合ってても音名が違うとかね。



でも、音名違ったら記譜も間違いますから!



そんな自分を知ること。



出来ない〜わからない〜と



五線紙を睨むだけじゃなく、



違うアプローチから音程を実感する。



少々遠回りに思えても、



聴奏・聴唱を克服すれば、あとは書くだけ!



書く、と言っても、



あまり美しさにこだわりすぎると、



時間オーバーになっちゃいます。



例えば、棒が少々短いとかナナメとか、



気にしすぎちゃダメ。



ソコ気にするなら、



音価に対する割合に気を配ってほしい。



いかに早く、見やすく書くか?



コレばかりは数をこなさなければね。



余談ですが、



大学の定期試験の時、



作曲科の試験って5時間くらいありまして、



終わった人は帰ってもいいんですが、



とりあえずみんな、時間までいるわけです。



で、とある同級生(男子)は



余った時間で内職。



プリント以上に美しいト音記号を



フリーハンドで書くという



謎のミッションを自分に課して、



時間を潰していたそう(笑)



それくらい時間の余裕がある時に、



美しい清書に挑んだら良いと思います。



入試やテストの聴音では、早く正確に!



さ。これで対策バッチリ



といきたいところですが、



受験聴音は、さらに問題があるのです…

ヤマハのソルフェージュはレベル高。






さて。



受験生の聴音レッスンですが、



「書く」ことに少し慣れてきました。



たとえ間違っていても、



とりあえず小節のアタマを記入する!



これ、鉄則ですよね。



とはいえ、その音を間違ったら…



思い込みも手伝って、大混乱!



そしてその原因は、直前の跳躍なんです。



3度の移動ならわかる。



でも、6度になるとわからない。



オクターブなんて、全然違う音‼️



(えー、オクターブは同じ音じゃん…)



うーん。



ここがクリア出来ないと進まないね。



6度ってさ、3度の回転なんだけどな〜



それに6度音程なんて、



意識しなくてもパッと掴んでるでしょ?



でも、今まで3度や6度を



ただ“そう書いてある”とだけ捉えていて、



そこに響きとか美しさとか、



聴いてこなかったのなら…



つまりは『運動』になってしまう。



『運動』でこなしてきた子は、



音名で理解していない事も多く、



ということは、



音の幅に着目してないとも言える。



コレが重音になるとまた違うのだけど、



旋律聴音なので『響き』では判断できず、



やはり実践で相対音感を鍛えるしかない。



相対音感のためには、歌う事も大事。



指の番号で運動するのではなく、



どのくらいの幅なのかを実感すること。



5度、6度、7度、オクターブ。



鍵盤の幅を思い浮かべながら歌うのも有効。



さて、この先どうやって音感を鍛えるか?



次のステップは2つです。



なんとなく逆さまにしてみました。







受験生の生徒さんに、



ソルフェージュのレッスンをしています。



基本的な記譜は分かっているので、



とにかく簡単なメロディから聴き取り。



レッスンのたび、



私が思いつきで、作るメロディ。



複雑にならないよう、



なるべく協和音に沿って。



初めのうちは、



1小節目を完成させるのに精いっぱいで、



音符の棒の長さとかを気にして、



先に進めなかった。



でも、聴音では記譜の丁寧さより、



音符の正確さの方が大事。



各小節のアタマを書き取って、



ラフに音符を書いてから、清書する。



この流れは、



やっぱり訓練しないと身につかない。



そして、速く書けるのも大事。



書き慣れてる私(作曲科卒)からすると、



とってもまどろっこしいけど、



演奏だけに注力してきた場合は、



まず書かないものね。



そんなわけで、



この生徒さんを入試レベルに持っていくため、



試行錯誤で特訓中。






バロック期の作品。



バッハは苦手です。



でも、今日はバッハのことではなく。



バイオリンの教本に載っている



エクレスのソナタg-moll



バイオリン専攻の生徒の希望で、



アナリーゼすることに。



まずは楽譜。



古い作品だから大丈夫!と思ったけど、



ペトルッチには1種しか無かった。



しかもすごく古い記譜法??



八分音符のハタが逆だったり、



g-mollの導音、♮ミが、#ミになっていたり。



ちょっと面白い。



古い記譜法なのか、自筆譜なのか、



よくわからないけど、読みにくいので、



musescoreでサクッと清書。



清書しながら、メロディを分析。



『ソナタ』と言えど、



ソナタ形式が成立する以前の作品。



流れるような、



心の赴くままに進むメロディは、



正直あまりアナリーゼの意義を感じない。



ので、



王道の和音分析を。



生徒はバイオリン専攻なので、



『伴奏を知る』という意味でも、



和音分析や調性分析の方が



効果あるかもニコニコ



特に、部分転調なんかは、



メロディ楽器の人は強く意識しないと、



ただ“弾いてる”だけになっちゃうしね。



↓エクレスさん、かなぁ?



バイオリンのレッスン、



どのような経過を辿っていくのか



よくわからないけど、



(ピアノならわかるけどね)



まずはひたすらバロック!なのかなぁ?



んー



形式の成立が、待ち遠しいですスター