旅のきらめきAGAIN-5:改めて0系を懐かしむ | 阿佐ヶ谷のピアニスト~のんびり歩こうMy way~

旅のきらめきAGAIN-5:改めて0系を懐かしむ

 
以前ちょこっとお話ししましたけど、

現在、

フィルムで撮影した写真のデジタル化

を進めています。



これまでフィルム時代に撮った写真をブログに載せると
画質が著しく悪くなってしまっていましたが、
これにより美しい写真をお見せできるようになりました。


この作業の過程で、


ブログで紹介したいな


と、目に止まった写真がありましたので


この「旅のきらめきAGAIN」シリーズで取り上げたいと思います。



通常の旅行レポート「トラベルダイアリー」が、
出発から終了まで「流れ」で旅の様子を紹介するのに対し、


このシリーズは、
過去の旅を単発的・部分的にピックアップする形式。

なので、いつもの旅行レポートとはちょと違います。




本題に入りましょう。


今回紹介するのは、


0系さよなら撮影旅行(2008年実施)より、




山陽新幹線で撮影した写真です。


















いくらなんでも、
日本人でこの新幹線を知らない人はいないでしょう。


新幹線で最も古い形式


0系


です。


1964年の新幹線開業当初から東海道・山陽新幹線で走り続け
2008年の引退まで44年間という異例の長期間に及び、活躍し続けた車両。


新幹線と言えばこれ!


という人も多いはず。



この写真の0系はR67編成

最後まで残った3本のうちの1本。

(写真を拡大すると、フロントガラスに「R67」と書いてあるのが見えると思います)


引退まであと10日足らずという、本当に最晩年の姿です。



▼<ひかりレールスター>の通過待ちをする0系。第一線を退いた0系が後進に
 道を譲るシーンは、長い間見られた日常的な光景。





2008年11月末で引退となりましたが、

12月には臨時列車扱いで

さよなら運転が行われました。


そこで使われたのは、別の編成(R61・R68編成)だったので、
このR67編成はスポットライトを浴びることなく
11月の通常営業をもって運用離脱することに・・・

ただし万が一、さよなら運転を行う0系が故障した場合に備えて
いつでも代走できるよう岡山で待機しており、

無事にさよなら運転が終了した後、
博多へ回送されました。

これが真の最終運転だったので、
ある意味、最後の最後を飾ったのは
このR67編成
だったのです。





今回、もう一枚分お付き合いください。









トンネルの闇に消える新幹線



何トンネルかわかりますか?


是非、クリックして拡大してみてください。
トンネル入口の左側に、文字が多分見えると思います。
(少々見にくいですが…)















「新関門」の文字


わかりました?




下関と門司を隔てる関門海峡を渡る海底の鉄路

新関門トンネル


です。




東京から乗ると、

いよいよ九州に入るんだ

というワクワク感でしょうがないポイント!

実際の車窓は真っ暗ですが・・・


旅のハイライトですよ、まさに。







と、いうことで

ちょこっと前の、懐かしい話題を取り上げました。


この旅では、0系撮影の他、
博多に立ち寄って下関を散策したんですけど、

関門海峡は面白いですよー

いろんな方法で渡れるから。


新幹線はもちろん、在来線で関門トンネルを通ったり、
バスで関門橋を渡った時は、高い場所からの景色が綺麗!

船を使ったこともありましたが、
一番楽しかったのは、やっぱり徒歩だなー

唯一、未体験なのが関門国道トンネル

ここだけは歩道でも公共交通でも通れない!

路線バスがないんですよ。調べた限りでは。

レンタカー借りなきゃダメ?

トンネル通るだけなら、タクシーの方が安いかもねー

って、別に行く予定があるわけじゃないんですけど、

いつか行きたい場所、そして過去に行った場所に想いを馳せる。



現在・過去・未来

旅は3回楽しいものなのです !