旅のきらめきAGAIN-1:ハケの情景1 | 阿佐ヶ谷のピアニスト~のんびり歩こうMy way~

旅のきらめきAGAIN-1:ハケの情景1

みなさんこんにちは。



本日も当ブログへお越しいただきありがとうございます。




このたび、新しいテーマを設定して新シリーズ



「旅のきらめきAGAIN」




を立ち上げました。




では初めに、その経緯と他のテーマとの違い等から

説明させていただきたいと思います。





今まで旅のレポートは


★あの日憧れたあの街シリーズ

(過去に訪れた街を1か所ピックアップして、印象等を手短に綴った回想録)


★トラベルダイアリー

(通常の旅行レポート)


★京王沿線の旅ラプソディー

(旅レポのうち「京王沿線の旅」のみ独立して存在)



と、三種類に分かれています。




今回、新しくもうひとつ加わるわけですが、

もともとは、ブログへのリクエストを頂いたことがきっかけです。

これを受けて、「京王沿線の旅2011」のレポートでは掲載しなかった


未公開画像


を確認する作業を行ったのところ、


そのあまりの量に自分でもびっくり。



2011年の京王沿線の旅は、去年の秋から冬にかけて記事にしましたが、

ブログの存続を巡って大変に揉めた時期と重なった影響で、

当初の予定を大幅に削減して完結したのでした。





そこで


・旅レポ本体では取り上げきれなかったこと、

・旅行後に何かのきっかけで話題になった場所

・改めてピックアップしたい場所


などを語りたい際の受け皿として

このテーマを設定することしました。








それでは本題に入りましょう。




今回は「京王沿線の旅2011」(2011年8月・9月実施)から、


府中用水(谷保分水)を探索した際の、ブログ未公開画像を


何回かに分けて紹介したいと思います。







▼府中用水は、多摩川から水を引いた農業用水。その取水口からの風景。

 柵下は緑川の排水口です。多摩川から分岐したばかりの府中中用水は、

 この足元、緑川の地下をくぐっています。



▼さらにアップで。木々の向こうに、ちらっとですが多摩川が見えますね。

 その奥に連なるのは多摩丘陵。



▼上の写真の位置から右を観るような形で、府中用水の取水口を見た所。

  このときは台風で増水していました。




▼台風が接近し取水口を閉めため、水が流れていない府中用水。

  右の木々の部分が崖になっており、この崖線に沿って用水は流れます。








続いて場所は変わり、ママ下湧水群へ・・・



※「ママ」とは、この地域の方言で崖のこと。

 崖から湧き出る数々の湧水が小川となり、府中用水へ注ぎます。





参考までに、以前ブログで紹介したママ下湧水群の写真をどうぞ。





▼ここがママ下湧水群。柵の奥は崖になっています。



▼この清流、水質の良さをご覧ください!





ここから未公開画像!





▼ママ下湧水公園。右下には、湧水が作った小川の橋があります。

 その上は、崖になっているのがおわかりでしょうか。

 これが「ハケ」もしくは「ママ」と呼ばれる崖線。



▼橋の名前にも「ママ」。地域での存在感を感じるネーミング。




ところでこの、ハケ・ママの中って



どうなってるか見たくありません?



2枚上の写真もそうですが、




これが「ママ」です



という写真を見ると、だいたい木々が茂っています。



でも中には、人の通れる崖道もありまして、

その写真がありますのでご覧ください。





けっこう急な高低差になっているんですよ。


ちなみにここは、ママ下湧水群のすぐ脇で、


右に土の部分が見えますが、この下に地下水脈があり

数m先で湧水として地上に姿を現します。





次回も未公開画像を紹介しながら

東へと用水を下ります!