阪神が4タテと予想を裏切る形でクライマックスシリーズが進行しているプロ野球ですが、ホームランが数多く出てします。このホームランを打つプロ野球選手に憧れてプロ野球を目指している少年も多いと思います。
あの1発で試合を決定づけられる魅力は、ホームランを打った選手のみ感じることができますが、そんな経験
を
トレーナーである僕は現役時代に一度も感じたことがありません。
あの優雅にベースを走る感覚を感じてみたかった。。。今更嘆いても仕方ありませんが、そんな現役時代通算
本塁打0本の自分がホームランを打てる日が来ました。
ホームランを打つためには、筋肉をつければ打てるようになるのか、そうやって考えていたときは筋トレに
のめりこんだりしましたが、打球に変わりはありませんでした。むしろその頃はバッティングが狂ってしまい
芯で捉えることするうまくできず、詰まってばかりいました。
初めてホームランを打った日、身長162cm、体重65kg、そんな恵まれない身体の一人のトレーナーが
レフトスタンドにアーチを描いた。それはもう感動で感動で、社会人になってからバッティングが好きになりました。
今日はそんな自分がホームランを打てるようになった理由を書いていきたいと思います。
■初めてバットを握ったのは小学1年生
もともと身体の小さかった自分は、常に前から2~3番目にいる小柄な少年でした。そんな小さい身体で初めて
握ったバットは75cmのバットでした。すごく重たく感じ、きちんとスイングできなかったことを覚えています。
小学2年生の頃、学校の友人に誘われて少年野球チームに入り、そこから野球をスタートさせました。
初めてもらった番号は19番。練習の時も試合の時も、外野まで打球が飛べばうれしかったし、何よりヒット
よりも自分もここまで飛ばせるんだという気持ちがあり、外野フライを打てばなぜか嬉しかった。
そんな頃、チームメイトはホームランを打つようになり、自分も打ちたい一心でバットを振りました。そんなとき
監督・コーチからバッティングを教わったとき、こんなことを言われました。
「もっと強くバットを振りなさい!」「呼び込んで打ちなさい!」「しっかり手首を返して打ちなさい!」さまざまな
アドバイスをもらっていましたが、今思えばこれらのアドバイスは実は、逆に打球が飛ばなくなる可能性があ
りますし、自分が持っている力が伝わりづらい可能性があるアドバイスでした。
■全く打てないキャプテンの誕生
中学に進学し、学校の野球部に入りました。2年生の秋からは主将になり、チームのまとめ役になりました。
ですが、この頃の技術といえば、満塁で打席に自分が入り、監督のサインとみると監督はうなだれている。
「お前がここで回ってくる点が入らない・・・。適当に打て。」と言わんばかりの適当なサインが出ます。悔しかった
ですが、結局サードゴロで打てず、そんな貧打の自分でした。
高校に入っても、2年生の秋からは主将になり、この時期から一気に打撃が開花・・・しかけただけで、とにかく
打球が飛ばない。打順は常に2番あたりで、バントが中心ですし、塁に出るのが仕事でした。だからバッティング
も全力でスイングすることはなかったですし、当てるようなバッティングや、小さなスイングが自分の特徴でも
ありました。
高校の頃、受けたアドバイスは、「呼び込んで打て!」「ボールを上からたたきつぶせ!」「バット短く持って
コンパクトに振れ!」といったアドバイスでしたが、これも今考えると打球が飛ばないアドバイスになってしまって
いました。
自分はとにかく塁に出ることを仕事にしていたので、ある意味でこういう打ち方だと内野の間を抜くようなバッ
ティングができていましたので、OKな部分もありますが、ホームランを打つというところで見ればこのような
打ち方をすると打球は飛ばなくなってしまいます。
では、実際にどのようにすればホールランを打つことができるのでしょうか?
■○○をすればホームランが打てるようになる
よく『ホームランが打てるようになる○○プログラム!』というDVDをみかけたり、雑誌をみかけたりしますが、
ホームランを打つためにはどのようなことが必要なのでしょうか?
僕の場合、筋力が低く、162cmという小柄な体格ということもあり、よく不利だといわれますが、当時はそれ
をあまり感じませんでした。ただ、そんな僕は社会人になってもウエイトトレーニングをやめず継続している
ため、筋力は上がり続けています。
筋力が向上すると、バットも軽く感じ、パワーも向上していますが、これも打球が飛ぶようになったひとつの
要因ではあります。このように書くとホームランを夢見る選手は「よし!ウエイトトレーニングをしよう。」となる
かもしれませんが、ホームランが打てるようになったのには、もうひとつ大切なことがあります。
それは高めた筋力を活かすことが必要になります。言い方を変えれば、極端ですがボディビルダーのように
筋骨隆々とした選手がホームランを打てるかといえば・・・そうではないことは想像がつくと思います。
というのは、イチロー選手のような見た目は細身の選手でもホームランを打つことができます。イチロー選手
は筋力も高いと思いますが、何よりもバットスイングが柔らかくスムーズなスイング動作をしています。
打球を飛ばすためには、筋力を向上させることも重要ですが、それを活かせないと意味がないのと同じに
なってしまいます。そのために必要なことは、スムーズなスイングができるということです。
●野球選手が気持ちよくバッティングをするための3つのポイント
↓ ↓
http://ameblo.jp/izuru-style/entry-11881540957.html
■スムーズなスイングをするためには一部分だけを強調した練習をしない
ここまで、筋力を向上させることとスムーズなスイングをすることが重要ということをお伝えしていきましたが、
スムーズなスイングを獲得するためには、リラックスすることが必要になります。
無駄な力を抜き、どこにも引っ掛かりのない感覚を得ることが大切になりますが、実はその妨げになることが
当たり前のように行われています。それは一部分を強調した練習です。実際現役のときに経験した練習は
インパクトでバットを止める練習です。
目的は、止めた位置にバットを出すということでしたが、実はこの一部分だけを強調する練習はスイングと
いう流れの中で行われる動作が一瞬止まり、スムーズな動きの妨げになります。
止まるという表現は適切ではないかもしれませんが、その練習していた箇所で引っ掛かりが生まれます。
その引っ掛かりというのは、緊張です。その部分で緊張が生まれ、スムーズな動作ができなくなり、結果的に
スイングスピードが落ち、向上させた筋力も活かしきることができなくなります。
一連の動作で行われるスイング動作を、なぜ一部分だけを取り上げた練習が必要なのでしょうか?一連の
スイング動作の中で動きを改善していくことがスムーズなスイングになっていくのではないでしょうか。
■バッティングを通して重要になること
筋力とスムーズなスイング動作が大切なことは理解していただけたと思いますが、これらができればホーム
ランを打てるようになってきます。が、そのほかにも大切なことがあります。
●ハンド-アイ・・・いわゆる動体視力
●タイミング
●ポイントの認識
などがあげられます。スムーズなスイングができてもタイミングが合わなければ打てませんし、ポイントが
ずれてしまうと力がボールに伝わりづらくなります。これらのことも含めてできると打球は遠くへ飛び、フェンス
オーバーするのも夢ではなくなっていきます。
僕の場合、タイミングをとるのは下手ではなかったですが、スムーズな動作とポイントの修正を行うことで打球
の上がり方が変わり、今までに経験しないような距離まで打球を運ぶことができました。(あくまで金属バット
での話ですが・・・)
■まとめ
いかがでしたでしょうか?打球を遠くへ飛ばすとなれば、筋力だけでもなければスムーズな動作を獲得する
ことだけでもありません。いろんな要素があり、すべて向上させていく、良くしていくことがバッティングを向上
させ、ホームランも打てるようになる理由だと思います。
チームによって求められるスタイルは違うと思いますが、できれば気持ちよくバッティングをしていきたいもの
です。では、最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。
●小学校によく受けたアドバイスは「強く振れ!」「呼び込め!」「手首を返せ!」
●これらのアドバイスはスイングが緊張したり、ポイントがずれる元になる
●バッティングを向上させるためには、筋力の向上だけではなくスムーズなスイング動作も必要
●その他にも、タイミングやポイントなどが関係してくる
●ホームランを打つためにはこれらを改善し、向上させることが必要
このような内容でお送りしていきました。僕自身もあきらめていたホームランはきちんとしたことをするといつ
かは打てるようになるのかもしれません。言い換えればもしかするとホームランを打てなくするようなことを
日ごろから行っているのかもしれません。
それらを改善することがホームランへと近づく近道なのかもしれません。
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・スイングスピード向上のためにはウエイトトレーニング or バットを振る?
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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