去年の3月母が亡くなったあと
父に頼んだ事がある
もし父がなくなった後のことを書き遺してくれと。
連絡して欲しい人は誰なのか。
葬儀はどうするのか。
遺産はどうするのか。等。
何度も父の口からは聞いているけれども、書き遺してくれないと困る、と。
父は言った
「ちゃんと書いて分かるところに置いておく」
危篤近くなり、まだ会話ができるうちにも聞いた。
実際に亡くなったあと
それらしきところを探した。
無い。
子供達は全員驚いた。
嘘だろ?あの父が書いてあると言ったら書いてあるはずなのに。
どこかにあるはず。
いや、面倒臭くなって書かなかったのか?
結局見つからず
分かる限りの情報で各所に連絡を取り葬式を出した。
無宗教なので
母の遺骨も実家に置いてあり、父が亡くなったら一緒に海に散骨する予定。(これは母と父の口から聞いており確定事項)
実家の主である父が亡くなったので、子供達はてんやわんやである。(子供達は全員他で暮らしている)
あれだけ言っておいたのになんで無いんだ!?
しかし見つかりました。
なんとPCの中に。
几帳面な父なので
勝手に紙に書いてあると全員が思い込んでいたのだ。
法的効力は無いが
自分の意志としてここに書き記す。から始まった文章は
何ページにも渡り事細かに書いてあった。
読んでて泣いた。
日付は母が亡くなった4ヶ月後。
89歳の爺さんがまさかPCの中に書き記してるとはねぇ…
でも父らしくて
最後まできちっとしてたなと納得した。
無いって疑ってごめんね
出来るだけ書いてある通りにしますからね。
