※陣痛やお産に恐怖心のある方は
閲覧にご注意くださいえーん注意



iPhoneに残っていたメモと、
夫の記憶を頼りに書き起こした
レポートです笑い泣き
もし良ければお付き合いくださいおねがい


3月1日㈰  37w1d
6:50   激痛で目が覚める
          腰を蹴り飛ばされたような痛み

8:30  おしるし確認
あ、今日産まれるなと確信。
          
9:00すぎ  病棟に電話→様子を見ることに

9:30 食べれるうちにグラタンを食べる

16:00 何となく仮眠取らなくちゃ。と思い珍しく昼寝

17:00
激痛で昼寝から目覚める

18:30
食べれるうちにうどんを食べる

21:00
病院に電話。
両親・夫と一緒に病院に向かう。

21:30
子宮口3センチ。
陣痛が来ているので入院決定。
陣痛室で着替える。
陣痛は7~9分間隔。

この時はまだ全然余裕で、
夫とポッキーを食べたり、
普通に笑ったりしていました。
だってまだ3cmだもん。←




3月2日㈪  37w2d

1:30~2:30  
1時間ほど仮眠。結構痛くなってくる。
準夜勤を終えた妹が様子見にきてくれる


3:20
内診。子宮口3~4cm   入口はペラペラ
進んできている。
ここまでは全然余裕。
 全集中の呼吸さえしていれば、余裕。


この先は壮絶すぎて…宇宙人くん


朝5時〜10時までの約5時間が
子宮口6〜10cmに開く頃で、
激痛によりただ泣き叫ぶのみ。
子宮口確認でも大絶叫。
陣痛間隔は2分ほど。
1時間に1cmくらいのペースで
子宮口が開いていきました。

10:00頃
子宮口9cmあたりで破水し、10cmに。
もはや自力で立ち上がることは出来ず、
陣痛室から分娩室まで運ばれる。
陣痛の合間に転がるように分娩台へ移動。
分娩台のまわりには、切迫早産で入院中に
いつもお世話になった助産師の方が
たくさんいて、心強く感じました。


陣痛が来たら力いっぱいいきむ。
とりあえず「出てきてー」といきむ。
終わったら一度死ぬ_(:3>∠)_パタリ

を何度か繰り返して、なんとか出産。
分娩自体は40分程度だったそうです。
初産にしては超スピード出産でした。
まさに無我夢中。
理性など皆無でした。

ぼんやりした意識の中
遠くの方で夫が「産まれたよ!」と
声をかけてくれた気がしました。

会陰切開前にチクンと麻酔されましたが、
そんなの蚊に刺されたようなもんで、
全く気にもなりません。
夫曰く、バッサリと会陰切開されていた
らしいですが、全く記憶にもないです。


産後、会陰切開の縫合やその他の
処置があるかと思うのですが、
その途中でわたしは意識を手放しました。


【以下、夫から聞いたお話】
全身がカタカタ震えはじめて痙攣。
目がクルクル回っていた。
焦点が合わない。
意識はほぼ無し。
呼びかけへの反応も弱い。

脳外科の先生も来る。
緊急でCT→脳には異常無さそう。
※出産したのが総合病院でよかったです。
これ、普通の産院だったら救急車です。
夫は、わたしの汗でびっしょりになったタオルと
飲みかけのペットボトルを抱えて、天を仰いでいたそうです。
「なんでこんなに辛い試練ばっかり与えるんですか」と。
その時の夫の気持ちを考えると、涙が溢れます。
やっと可愛いわが子が産まれて、幸せと喜びいっぱいの中で、妻であるわたしが意識不明になる。
不安だったと思います…。
最悪の事態を想像して、怖かっただろうと思います。
心配かけてごめんなさい。


検査を終えて分娩室へ戻る。
しばらくすると痙攣がおさまって、
やっと目の焦点が合い始める。

わたしはこの辺りからぼんやりと覚えています。
CT撮った記憶などは無いです。

先生や助産師さん、夫に何度も呼びかけられ、話しかけられ、少しずつ止まっていた時間が動き出したのでした。

わたし、
どうしたんだろう…?
赤ちゃんは…?

とぼんやり思っていると、

待ちに待ったぴーちゃんの泣き声が隣から
少しずつ聞こえてきて…。

見上げると、夫の泣き腫らした顔。
そして、その後ろから心配そうな両親の顔が見えた瞬間、プツンと糸が切れたような感じがして、わーーーっと泣きました。
意識が戻りました。


ああ、産まれたんだ。
よかった…。

無事に産まれてくれて
ありがとう。
母にしてくれてありがとう…

助けてくれてありがとう…
みんなありがとう…


わたしの人生初星妊娠・出産は
トラブルてんこもりの中、
こうして幕を閉じたのでした…