上越地方の方々は、冷や汗をかかれたのではないでしょうか。

新潟地方気象台発表

http://www.jma-net.go.jp/niigata/jishin/t_new.pdf

マグニチュードは4.7ですから、大したことはありません。

震度分布図

http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/suikei/index.html


ただ、群発地震か?という様相を呈してきています。

気象庁地震情報

http://www.jma.go.jp/jp/quake/20101003114000387-010900.html


この地域は、中越地方同様、いまでも活発に地盤が変動しています。さいわい地盤がちょっと柔らかいため、巨大地震にはならないけれど、中規模地震は起きやすい地方です。

これ以上大きな地震が起きなければいいのですが・・・

新潟県防災ポータルでは、各点検情報が集約されています。

http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents//336/index.html

記者発表もされています。

http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents//dbps_data/_ma...

国土交通省高田河川国道事務所(国道8号等を管理している)では、点検の結果特に異常なしとの掲示が出ています。

http://www.hrr.mlit.go.jp/takada/index.html

国土交通省北陸地方整備局も含めて、災害時の対応を取る、注意体制・警戒態勢・非常体制には入ってません。


※災害時の情報の流れについて

 災害時は、まず県の災害対策本部(立ち上がれば)等に情報が集約されます。(災害対策基本法)

 「地域防災計画」をご存知でしょうか。災害対策基本法に基づいて、市町村、県は、地域防災計画を立てています。そこでは、


日ごろ:避難所を整備したりハザードマップを配ったり、防災訓練をするなどの準備をしています。危ないところが住宅にならないように指導するのも、この仕事の一部です。


災害時:準備を生かして、住民の避難誘導を速やかに行うとともに、被害の拡大を防ぐため、必要に応じて県や国に支援を求めます。


復旧時:被害を収拾し、速やかに災害前の生活に戻すべく、住民や事業者への支援、復興計画の立案実行などを行います。


等々の手順と、各段階で必要な資料がまとめられています。


そこにも書いてあるのですが、災害の内容、被害の有無と内容(何か何か所、死傷者が何人、家屋の被害が何戸)という情報は、市町村、県の消防防災担当(しばしば総務系)が集約し、最終的には消防庁に集約されます。

一方、対策をしなければならないのは、施設を所管する土木や農林です。この部署はこの部署で、情報を集約します。やはり市町村の土木系、農林系部署から、県の部署を経て、国交省や農水省に集約されます。

もちろん、国の出先、特に国交省と農水省は、自らの施設も多数あるので、独自に情報を集約します。
 
ということで、さまざまな役所が入り乱れて発表の嵐になる、というお話でした。


(ふつうの人にはわけわからないですよね。)

横浜はパシフィコ横浜で、今日から21日まで開催されている、G空間EXPOを観てきました。


公式サイトはこちら

http://www.g-expo.jp/


わたしも、そういう業界の会社員なので、ということでもありますが・・・


G空間、で何でしょうね。


なんか、勝手に言葉作って、知らない一般人を脅かす手法なんて、もうやめてよ!って言いたい気もします。


要するに、空間データと、その解析や応用で、世の中はこんなに便利になるんですよ、っていう展示会なんです。


一番身近なのは、GPSと基盤図データを組み合わせた、NAVIでしょうか。


わたしの仕事でいえば、航空レーザ計測(レーザプロファイラともいう)による防災調査なんかも、その仲間です。


ということで、やってる仕事もやってる会社もやってる役所も、非常にお堅い限りなんですが、国土地理院と日本測量協会などがここ一番の大ばくちに出まして、連休のイベントとしてぶち上げた、と。


わが社も乗っかって展示参加、と。


さて、大丈夫かな~、と覗きに行ってみると・・・・



日常の斜め読み

けっこうな人出。それもふつーの家族連れが主力。



日常の斜め読み

ステージでは、JAXAの広報担当と人気モデルが対談しいているし、ちょうど「みちびき」が打ち上げられたばかりなので、そのネタは結構食い付きがよさそうでした。


わが社もミニステージで解説をしていたり、展示していたり、結構な人数が出てました。


出向していると、なかなか会社の面々と会えないので、そういう意味でもよかったです。



日常の斜め読み

人気のあった、「みちびき」のモデルと解説。


しかし、こんなのが家族連れにおもしろいのかな~、と、若干心配も残る今日この頃。


今日来てくれた子供たちの何人かが、10何年か後に、我々の仕事を継いでくれたらいいなあ。




今日も長崎県は島原に日帰りです。


連休を控えているせいか、航空便は軒並み満席。

急きょ決まった出張だったので、いつもの長崎便がとれず、福岡まわりで島原へ向かいました。


福岡空港からは地下鉄で天神へ。

昔福岡に住んでたことがあり、地上に出てみると、天神コア、ソラリア、といった変わらぬデパートに懐かしさを憶える一方、「PARCOなんてできたんだ!?」「西鉄の駅、遠くなったなあ(わたしがいた時は工事中)」とプチ浦島太郎なこともちらほら。



日常の斜め読み

さて、ひさしぶりの西鉄です。


地味な西鉄の車両の中で、唯一せいいっぱいの明るさを装った(?)車両、8000系が、変わらぬ姿で待っています。



日常の斜め読み

一方で、2000系はいよいよ引退のチラシが。もうわたしが福岡離れてから15年経つんだなあ。

そういえば、8000系も20年選手なんですよね。そのわりには、あまり古びてないのは基本設計が良かったからでしょうか。でも今となっては、ちょっと狭苦しいかな。


8000系といえば、運転席直後の展望シートです。



日常の斜め読み

久留米をすぎ、試験場前を通過すると、単線区間に入り急にローカルムードに包まれます。

ところどころ複線区間もありますが、雑草生えてるし、ロングレール化されてないところもあるし、ちょっと先行きが心配な感もただよいます。


さて、大牟田です。バスに乗りついで、三池港へ。



バスは乗り継ぎ客が約15人。大きな荷物を持った人も見受けられます。


埋め立て地の中にポツンと建つ、事務所兼旅客ターミナルを抜け、古いけど風格のある石積み護岸の岸壁を降りて、小さな高速船へ。



日常の斜め読み

今日はいいお天気です。有明海も、静かで快適。雲仙岳が、だんだん大きくなってきます。



日常の斜め読み

こうして、福岡空港からおおむね2時間45分で、島原外港に降り立つことができました。



日常の斜め読み

これは、まあまあ早いと言っていいのでは?


帰りは大牟田から博多までJR特急をつかったのでさらに早く、約2時間15分で福岡空港に着きました。



日常の斜め読み

船便があるので天候の影響を受けやすいですが、変化もあり、またこんど使ってみよう、と思いました。