今日は下の娘が入っている陸上クラブで、北九州ひびきマラソンに
出場した
他にも陸上のチームが沢山参加していたが、個人で参加している人もいた。
各学年ごとに走り、コースは低学年がグリーンパークの芝生広場の周り(1Km)1周、
高学年は2周を走る。
上位3位までに入った人は表彰されるらしい。
開会式が終わって、一年生からスタート。
そしていよいよ娘の2年生が走る番がきた。
2年生がスタートラインに並ぶ。
うちの娘は身長が高い方なので、周りの子達より頭ひとつ分くらいとび出ている。
「1分前!」
係の人がカウントダウンを始めた。
子供達の表情が序々に引き締まってきた。
「10秒前!」
みんなスタートの態勢に入っているが、うちの娘は棒立ちしている。
ちょっと!
どうした!
早く構えて!
構え・・・
「パーーーーンッ」
ピストルが鳴ってみんながどわ~っと走り出した。
一人女の子が:転んでしまい、思わず「あ~」と声が出た。
う、うちの子は
だ、大丈夫だ目の前を走り去る娘に「頑張れ~!!」と声援をとばす。
そして反対側の通過地点に急いで先回りする。
うちの子は・・・来た!おお結構上位にいるんじゃない?
頑張れ~!!
娘が走り去るのを見て、今度はゴール付近へ移動。
ドキドキしながら待っていると、女の子の1位で走って来たのは我が陸上クラブのKちゃん。
Kちゃんは監督さんの娘で、気分にムラがあるが本気を出せば天才的に速い。
2位はよそのチームの子で、3位がほぼ同時だったが、1人は我が陸上クラブのIちゃんだった。
そしてうちの子がな、なんと5位
すごいじゃないか!
でも娘は友達2人が3位内に入って、自分が入れなかったのでご機嫌ななめだった
いやいや。
めちゃくちゃ頑張ったじゃん。
パパもママも今日は大満足だよ。
・・・いくら言っても娘は下を向いており、しまいにはシクシク泣きだした
負けず嫌いだな、君は。
でも、それは大事な事だね。
その気持ちがないと人は成長しないからね。
パパもママも今日は君の姿に感動したよ。
落ち込んでいる娘にパパが言った。
「・・・そういえば自転車のブレーキが壊れたんやろ?
頑張ったご褒美に新しい自転車買いに行こうか?」
その言葉で娘はすっかり立ち直った。
もう頭の中は新しい自転車への期待でいっぱいの様子だった。
前向きだな、君は。
ま、まあ・・・それも大事な事だね。