もっと早くブログを書こうと思いつつ、今になってしまいました。そう、日本に二年ぶりに帰ってきました。
久々の日本に驚くことや感動することがいっぱいです。

食べ物は何でも美味しいし、お酒やお菓子が安い。お洋服やアクセサリーもどれも可愛くて。何を買ったらいいのか迷ううちに、結局何も買えないことが…

でも、日本式に煩わしさを感じてしまうこともあります。
特に、ゴミの捨て場が少なく、捨てられる日や分別が細かく決まっていることがつい、面倒くさいと感じてしまうことも。

すっかり変わっている街の様子の中に、変わらずに残っている物や二年以上前の流行歌を耳にして、ほっとする日々です。

また、すっかりヨルダン料理に慣れてしまったためか、日本の料理はどれもおいしいのですが、どうしても塩分が足りないと感じてしまうことも。健康に気を付けて、日本の味に慣れていきたいと思います。

いまは家の整理をしながら、ゆったり過ごしています。次への一歩に向けて進んでいきたいと思っています

今までヨルダン生活を応援してくださった皆様、ありがとうございました!無事帰国です。
 9月1日と言えば…

そう!新学期です。ヨルダンは通常8月中旬からのスタートのはずなのですが、パレスチナ難民向け学校(UNRWA)の教員への給料未払いが揉め、なぜか、公立学校も学校スタートを9月1日となりました。
え、関係ないじゃんって。その通りですが、それがヨルダンなのです。

雪が降れば、南の温かい地域でも雪のための祝日。
雨が降れば、勝手に休む。
学校スタートは全部の学校統一するため、全部スタートを遅らせる。

いやー、休みたいための口実を探すのに一生懸命な気がしてなりませんが…

とにかく、始まりました。新学期。新入生。
母を求め、泣きまくる子どもたち。子どもは世界共通で同じだなーと思うのはこんな時です。

今年は私の活動の成果か、先生のただの思い付きか知りませんが、「とにかく遊ぼう」大作戦が実施され、園庭で子どもたちを遊ばせる先生たち。しかも、私が何も言わなくても、ちゃんと遊具に先生がついてくれている。
理由は何にしろ、子どもたちが学校好きになってくれるような活動が展開出来てて、一安心。

昨年見ていた子どもたちは、新しい制服を着て、嬉しそうに登校しています。

皆、ワクワクドキドキの新学期。私もどんな子どもたちと出会えるのか、楽しみ!と思いながらも、今月末に控えた帰国を思い、「こんな子どもたちとももう遊べないんだなー」とちょっとだけセンチメンタル。

残り一か月きったヨルダン生活。ラストスパート、走りすぎて転ばないように気を付けながら、突っ走りたいと思います。
ラマダン真っ只中のヨルダン。

私は色んなヨルダン人のおうちに行って、イフタールと呼ばれる断食明けに食べられる食事を食べて回っています。
中でもお気に入りは、ラマダン限定のお菓子、カダーイエフ。どら焼きの皮のような生地の中に、クリームやクルミ、チーズを入れ油で揚げ、シロップをたっぷりかけたもの。ヨルダン人でも、1個か2個しか食べないのに、ヨルダン人に勧められるがまま、5個近く夜中に食しております。

日中は何も食べていないはずなのに、なぜか増える体重…
去年ラマダンしていた同期隊員は、「ラマダンしたら痩せるよ」と言っていたのに…
帰国間際、ヨルダン生活最大級となっています。

でも、これだけヨルダン料理を美味しいと感じられるようになれたってことかなと。
赴任当初、ヨルダン料理は全部苦手。

お菓子にシロップめっちゃかけてるし、紅茶は甘いし、お米炊くときになぜか油いれるし。コーヒー苦手なのに、どこに行っても絶対変なスパイス入ったコーヒー出されるし。パンはパサパサだし、どこ行ってもディップと美味しくないパン必ず出てくるし。

ヨルダン料理に文句しか出てきませんでした。

でも、二年たった今、ヨルダン料理が大好き(過言か?)にまでなりました。

日本で飲まなかったコーヒーも、一日一杯自分から飲むようになりました。
甘すぎるお菓子も、自分で買うようになりました。
大家さんやヨルダン人がくれる油入りご飯も、嬉しいと心から思うようになりました。
パッサパサと感じていたパンも、普通に美味しいと思って食べれるようになりました。

とにかく、なんでも食べられるようになったし、ちょっと美味しくないと思っても、「美味しい!」と言いながら完食できるようになりました。

これって、私にとって大きな変化なんです!

大きな変化過ぎて、自分の舌が壊れてきているように感じているのも事実…
そして、なんでも食べ過ぎてしまう…
私はマダバ教育局に配属されているので、マダバ県にある公立学校の幼稚園が活動先です。
もちろん、いくつも学校があるので、そのうち2校を週の半分ずつ巡回しています。
しかし、今度計画している運動会のため、普段行っていない学校に行くことに…

行く前に局にいるカウンターパートから校長先生に電話をしてもらいました。
(以下C:カウンターパート 校:校長)
C:今から日本人ボランティアが幼稚園に行くよ。いい?
校:OK!

ということで、学校へ向い、歩いていると、カウンターパートから電話がありました。
C:今日は生徒もう帰ったよ。学校へは行かないで!!

えぇ~!!さっき校長先生に電話してもらったばっかりじゃん。
しかも、いいって言われたばっかりじゃん!!

もぅ~。と思いながらも、「これがヨルダンね」と客観的に受け流せるようになった自分が笑えてくる。

黄色い花もきれいだし、思いがけずピクニックに来たと思い、来た道を帰る私でした。

ま、こんな日もあるさ!
ヨルダン生活も早いもので残り半年となってしまいました!
残り半年でやりたいこと、行きたいとこ、いっぱいあります。ヨルダンでしかできないことをたくさんやりたいです。
幼稚園は、6月から夏休みとなるため、実質活動できるのはあと3か月。
現在計画している運動会にむけて、頑張っています。

【ヨルダンでやりたいこと】

・運動会にむけて、先生と協力する!
・卒園式でできるアイデアを先生に伝えて、子どもたちが楽しめる式にする
・ラマダン(1か月もできるのか!?)
・行っていない町へ行く
・お土産を買う
・ピアスを開ける!?
・死海マラソン、完走する
・美味しいキナーフェを見つける
・食べたことのないヨルダン料理にも挑戦してみる

まだまだあげたら有りそうですが、パッと思いつくのは、このくらい。


問題は、帰国後。
どんな道に進もうか、選択肢がある分、とっても考えます。
考えるだけ、自分が何をしたいのかわからなくなります。

また日本の子どもたちと共に過ごすのか…
新しいことを学ぶのか…
ヨルダンでの経験を少しでも活かせる道はないのか…

答えは簡単に出ませんが、これも半年でやりたいことの一つです。