薬物事件の報道
精神科受診の中には、薬物の治療の患者さんもいます。その人は、娘さんのために、きっぱり違法な薬物とは手を切って、しっかり治療を受けていますが、すごい量の抗精神薬をつかっているので、大概の薬の副作用も分かっていて、薬剤師のわたしよりも詳しいほど。それも実体験に基づいているので妙な説得力があります。ただ、今回の事件の報道でいろんなことが耳に入ってしまい、フラッシュバックに似た症状が出てしまったそうです。きっと、他にもたくさんの元薬物使用者の方に同じような症状が出ているはずだから、報道の影響でまた手を出すような人がいなければいいな、とポツリ。事件は事件なのでしょうが、興味本位の報道の問題もありますね。とにかく、その患者さんが、次回もきちんと来てくれることをいのるしかありませんけどね。