物理屋のたまご―物理学勉強中 -2ページ目

やらなければいけないこと

量子力学の散乱の問題がよくわからん…

この春休みによく勉強してみないとなー!!

ってことで、やらなきゃいけないこと・やりたいことピックアップ!!

①量子力学(特に角運動量、散乱問題、SCF法)
②電磁気学(基礎から復習)
③数学(微積分や線形代数の復習)
④部屋の掃除(これは早急に対応が必要だ)

基礎をもう一度見直さなければなー

閃くために

我流勉強方法論
「閃くために」

皆さんも 急に良いアイデアをひらめいたり
急に解けなかった問題が解けたりすることがあると思います。

これはまるで 頭の中で何かが飛び回っていて
ある時、偶然それらが衝突して ひらめきが起きているようではありませんか!?

そして、これはまるで 現在、エネルギー問題を解決するべく
必死に研究されているプラズマ核融合に似ているのではないのでしょうか!?

核融合でのプラズマは重水素とトリチウムの原子核が飛び交っていますが
ひらめきの場合は何が飛び交っているのでしょうかはてなマーク

思うに、それは「知識や経験」ではないでしょうかビックリマーク

何も知らない状態では なかなか何も生まれるものではありませんし
経験したことのないことを 何かに応用できるとも考えられませんあせる

しかし、知識と経験があればひらめき反応が起こるとは限りません。

実際のプラズマ核融合では 材料を集めるよりも
核融合反応を起こさせる条件を整えるほうが大変なのです。

では、その条件とは何でしょうかはてなマーク
それは「高温高圧状態を安定に保つ」ことです。

ひらめき反応の場合はどのような条件が必要なのでしょうかはてなマーク

ひらめきの場合もプラズマと同様に

高エネルギー状態とその安定

が必要になってくると考えられます。

どうやって高エネルギー状態で しかも安定にできるのでしょうか!?

集中すれば頭の中は高エネルギー状態になります。
ですから、皆さんが問題を解決しようとするときには集中するはずです。

しかし、それでは解決できないこともしばしばあります。
それは、「安定に保つ」ことが足りていないからです。

「安定」とは何でしょうかはてなマーク

それは、心の落着きです。

しかし、心の落着き と 高エネルギー状態を同時に保つのは
難しいように思えます。

そんな時は、考えている事柄を圧縮して高温にしてから
心の安定を得ればいいのです。

すなわち、考え事は頭の片隅に閉じ込めておいて
あとはゆっくり休んでろということです。

考え事は頭の隅に置いておくことが大切です。忘れ去ってはいけませんよ。

以前、小林誠 先生の講演を聴きに行ったときに
小林先生がこのようなことを言っていました。
「一日中、物理のことを考えているわけではないけど 
 常に頭の片隅には置いてあるよ。」

これで、高エネルギー(高温高圧状態)で「知識や経験」さらに「問題」を閉じ込めることができました。
あとは、安定が必要です。

花 gnuplot

偶然きれいな模様ができたのでアップしてみました。
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