今年、2年生になる知り合いが
「毎月国試のテストやらせるのがむかつくんです」
とぼやいていた。
3年制の専門学校だから、カリキュラムもカツカツ。
今期も全て「優」をとりたい彼女は
授業内容を予習・復習してまとめたいのに
その時間すら取られるようで苛立っていた。
今、理学療法士の養成校はどんどん増えていて
選ばれるのも一苦労。
国試合格率、就職内定率、学費
もはや専門学校が選んでもらおうとするならば
その辺の数字で負けていたら終わりで。
学校も必死なんだろうと思う。
でも、そんな勉強今ひたすらやらされて
くたくたになったら…どうよ、と思うのは
僕だけなのかな?
基本的な勉強もおろそかになり
実習でも苦労することになり
理学療法士、という仕事や理学療法を学ぶ
ということに夢を持てなくなるんじゃないかと
思ってしまう。
難しくなっているとしても、半年みっちりやれば
国試は通るだろうし
そもそもそんな膨大な範囲の試験勉強なんて
今からコツコツやったところでほとんど残らない。
もっと必要なことがあるんじゃないかと。
その必要なこと、個人的には「楽しさ」だと
思ってるんだけどね。
学校では学べなかったけど、社会に出て
知ることが出来たこの「楽しさ」に
もっと早く出会えていれば…と
あの日の僕を見て思う。
実際教育の場にいるわけじゃないから
こんな僕の話は理想論なんだろうけどさ。
そんな思いの人が一人でもいればな、と思う。
彼女の通っている学校は、賢い先生しかいない。
そのせいで、落ちこぼれたり出来ないコの
気持ちを汲み取ってあげることが出来ない。
そして教え方や導き方も「出来る」コのための
指導であって、多くのコ達はそれが理解できず
苦しんでいるんだろうなあ。
落ちこぼれていたから、よくわかるし
力になってあげたい。
今出来なくても、絶望しなくて大丈夫。
学生時代、スタートに失敗した人も
臨床に出てから、また新たなスタートが始まる。
落ちこぼれが巻き返したとき程
周りの反応がすごいし、気持ちいいよ。