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PT Life blog

一理学療法士の、たわいもないつぶやき。

今、これが流行ってる…みたいな

そんな流行がこの業界にもあって。


僕が入職した当時、1年目のときは

運動連鎖だった。

今まで関節や筋肉など、部位にしか

目がいってなかったから

全体の連鎖を考えてアプローチしよう!

っていう風潮。

結果の出せる整形外科理学療法

なんていう、すごい著名な方達が書かれた

本なんかも出ていて、後押ししてたんじゃないかな?

僕も当然流れに乗って色々考えたり試したり

していたけど…効果はあまり出せなかった。

なぜなら、局所すらまだ見れていなかったから。

一年目の僕には、まだ早すぎる概念だったと思う。


しばらくしてから、「アナトミートレイン」なる本の

出現で、筋膜という概念が流行りだす。

とあるドクターが「あんな筋膜がつながってるなんて、

そんな風に思わせる切り方をしているだけだ」

なんて言っていたのが印象に残っていて

当時の自分はあまり信じていなかった。

あと、筋膜で語る友人のあまりの説得力のなさに

なんだか宗教じみたものを感じたのもあったかな。


あとは、認知運動療法も流行り始めた頃だった。

IC療法みたいなものはすたれてきて、コレが

出てきたような印象。

一ヶ月に一回行っていた、とある認知運動療法ばっかり

やってる病院の勉強会では、これこそが正義!

といわんばかりに、ホットパックやROM、筋力増強を

全否定だった。

今は、たまに発表で見るぐらいかなあという印象。


先輩が言っていた「10年続いている技術は消えない

っていう法則が当たっているような気がする。

結局…徒手療法、ボバース、PNF辺りが根強く

残っているような気がする。

PT業界でのピラティスやヨガなんてものは、今じゃ

ほとんど聞かれなくなってしまった。


今流行っているものは、と聞かれると

やっぱり筋膜のように思う。

筋膜マニュピレーションみたいに、技術としての

筋膜アプローチが増えてきているし

一個人の人がやってる講習会でも、ほとんど

筋膜の概念が強い。

関節モビライゼーションやボバースなんかより

いろんな意味で自由なのかもしれないね、筋膜は。

悪く言えば宗教的にも感じるけれど

いろんな説明のつかないことに、筋膜という概念で

説明することができる。


海外では、もっとエビデンスに基づいた科学的な

立証はないのかな?

もしないのなら、それこそ研究する価値があると

思うんだけど。

なんとでも使える概念「筋膜

その抽象的な面を、もっと科学的にしていけば

治療効果も上がっていく。そんな気がする。